愛犬は大切な家族の一員。小型犬で機内持ち込みできる場合やロードトリップなら、できれば愛犬を連れて旅行したい。愛犬と安全に旅行するための注意点やお留守番させる場合はどういう選択肢があるのか教えてほしい。
愛犬を連れての旅行は下調べと普段からのトレーニングが重要!飛行機やアムトラックのキャビンに犬を連れ込むには小型犬で既定のキャリーバッグに収まることや乗車時間の制限などがあります。自宅から車で行くロードトリップでも必要なものはたくさん!留守番させる場合でも犬のホテルなら早めの予約や獣医さんから書類をファックスしてもらうなど、準備には案外時間がかかるもの。今回の記事では犬を連れてのアメリカ国内旅行の注意点を網羅していきます。
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犬と一緒に公共の交通機関を利用するなら
旅行を計画するとき、愛犬を連れていくかお留守番させるか悩みませんか?機内に持込みできるような小型犬の場合やロードトリップならなおさらです。愛犬を連れていくかどうかはまずは目的地がどれほどペット・フレンドリーかを考慮しましょう。また愛犬を連れていくとなると目的地によってはできることがかなり制限されるので、それでも連れていく価値があるのかも考えるところです。ペットにとっては慣れない場所はストレスになります。どれほどストレスに感じるかはワンちゃんの性格やこれまでの経験しだいです。またペットがストレスを感じることで、飼い主さんにもストレスになることがあります。
機内に愛犬を連れ込む場合(アメリカ国内線)
小型犬だと飛行機の座席の下に指定のサイズのキャリーバッグにいれて、一緒に旅行することができます。飛行機会社により方針はある程度異なりますが、だいたいは同じような条件となります。例えば、デルタとユナイテッド航空なら条件はほぼ同じです。
デルタ航空 | ユナイテッド航空 | |
犬の年齢 | 10週以上 | 8週以上 |
キャリヤーの通気性 | 3面(前、横2面など) | 指定なし |
犬のサイズ | キャリヤー内で快適に座ったり立ったり寝たりできること | キャリヤー内で快適に座ったり立ったり寝たりできること |
キャリヤーサイズ | 目の前の座席の下にフィットすること。機体によりサイズが異なるので、事前に確認を | 目の前の座席の下にフィットすること。機体によりサイズが異なるので、事前に確認を |
機内持ち込み料金(バージンアイランドを除く) | 125ドル(片道) | 125ドル(片道) |
事前予約 | 要 | 要 |
アムトラックに小型犬を持込む場合
アムトラックでもキャリヤーと合わせて20ポンド以内の重さで7時間以内のルートなら小型犬(猫も可)を持込むことができます。ペットは8週以上の年齢であることが条件で、国内線のみです。ひと便につき、持込めるペットの数は限られているので、事前に犬を持込む予約をしましょう。キャリヤーのサイズは19″ L x 14″W x 10.5″ Hまでで費用はなんとたったの26ドル(ひとセグメントにつき)です。乗換が一回必要な場合は2セグメントと計算されます。寝台にはペットの持込みはできず、基本的にコーチクラスのみになります。
アウトドア系の旅行の場合
アウトドア系の旅行にもストレスがある
例えばキャンプなど、ハイキングを楽しむような旅行にはぜひ愛犬を連れていこうと思う方は多いのではないでしょうか。愛犬の食料品、グッズを忘れずに持っていくことくらいだと気軽に思うのですが、意外なストレスがあります。愛犬が車酔い、またはドライブを怖がるような子だと、飼い主さんにもストレスになってしまいます。またアウトドア系の旅行は人間と同じく、都会とは違った危険があります。野生動物との遭遇(地域性がありますがスカンク、蛇、コヨーテ、チック、ハチなど)、攻撃的な犬との遭遇、植物の種が毛にからまって痛みを伴う場合、高い場所や尖った岩などの危険性です。また普段から呼んでもあまり戻ってこないような愛犬を放し飼いにするのはもってのほかです。キャンプ場や人気のハイキングコースなら犬は必ず通常の長さのリードをつけることがルールですが、放し飼いにされている、またはリードでつながれているものの飼主が写真を撮るのに夢中で注意していないなどの犬をよく見かけます。小型犬を連れている場合は特に注意が必要です。私は一度、放し飼いになっていた大型犬2匹が、私の小型犬に向かって勢いよく走ってきて怖い思いをしたことがあります。
夏の注意点。特に独立記念日は気を付けよう!
独立記念日の週末などはあちこちで花火が打ち上げられ、パニックに陥った犬が走り去ってしまう事故は後をたちません。また温かい季節には、車中の温度が高温になるので、レストランや食料品の買い出しなどは日が暮れて涼しい時のみ、または屋外席のある場所でしかできません。ミュージアムなどのアトラクションは旅行同伴者と交代で犬と一緒にいるなどの配慮が必要になります。旅行のタイミング、愛犬にとっても自分にとっても何がストレスになりそうかを考えて事前に準備しましょう。アウトドア系の旅行では愛犬の運動量も増えるので、ご飯はいつもより量を多くする必要があります。
国立公園のハイキングコースは基本的に犬は連れ込めない!
人気の国立公園ではほとんどの場所で犬の連れ込みが禁止です。エコシステムを守るためです。キャンプ場内や駐車場では犬は連れ込めても、ハイキングコースに連れていけないとなると、愛犬を連れていくと公園内を楽しむことができません。国立公園では犬を車内に残すことも禁止です。国立公園が主目的の旅行なら、愛犬は自宅等でお留守番させるのが良いでしょう。長旅でちょっと国立公園に立ち寄るなどの場合は、近隣の街で犬を預かってくれる施設があるでしょう。場所によっては愛犬に危険すぎる場所もあります。例えば人気のイエローストーン国立公園は酸性や高温の温泉があり、通常の湖と思って愛犬がちょっと目を離したすきに飛び込んでしまう、お水を飲もうと足を踏み入れてしまうなどの事故も起きています。
アウトドア系の旅行での持ち物、便利グッズ
- IDタグ、マイクロチップ:愛犬が迷子になった時に再会できる確率が増えます。電話番号は複数記載するとよいです。
- ハーネスと手に慣じんだリード:首輪だけだと愛犬が大きな音に驚いたときや、高い場所から落ちてしまったときに危険です。
- 犬用シートベルトやカーシート:車での旅行なら万一の事故でも犬が安全なように犬用シートベルトやカーシートを利用しましょう。必ず首輪ではなくハーネスにクリップしてください。
- 慣れ親しんだ毛布やベッド:愛犬が少しでも安心できるように。
- リトラクタブル・リード:ハイキングコースやキャンプ場などで安全に愛犬が探索することができます。
- うんちバッグキャリヤー:リードにつけるタイプでゴム製のものがおすすめです。ごみ箱のないところでワンちゃんがうんちをしてしまったときに便利です。他のタイプも色々試しましたが、一番使いやすいのがこれでした。
- 折り畳み可能な容器:ハイキングなどではお水が多く必要になります。
- ハンズフリー・リード:ハイキング時など歩く時間が長い場合に便利。
- カラビナ:作業時に愛犬のリードを車などにつなぐときに便利。
- くし:毛に絡まってしまった植物の種を取るのに便利。人間用でOK。アウトドア系の旅行では必需品です。
- チックを安全に取り除くグッズ。人間と犬両方使えます。チック・のみ、フィラリア予防薬は普段からしておきましょう。
- 屋外用の虫よけ対策:虫よけマットやスクリーンテントなど。特に濃い色の犬は蚊やアブに襲われやすいので対策をとってあげましょう。
- 犬用のペッパースプレー:コヨーテや他の犬からの攻撃に対処できます。ハイキング用のポールでもいざという時は役立ちます。
- 地面に接しないタイプの犬用ベッド:地面が濡れていても安心です。虫からも愛犬を守ることができます。
- 非常用ペットキャリヤー:万一愛犬がけがをしてしまったときに、簡単に愛犬を運べるよう。
- 愛犬のワクチンの記録:犬を預ける可能性がある場合に必要になることがあります。必ずコピーと写真を持ち歩きましょう。
- 予備のドッグフード:運動量が多い時にはドッグフードも多めにあげましょう。旅行日程が長引いても大丈夫なように、1~2日分の餌を余分に準備すると安心です。
- リラックスさせるためのお薬やサプリメント:獣医さんに処方されたものや、CBDオイルなどのサプリメントを用意しましょう。
都会への旅行の場合
慣れない場所ならではの注意点
普段都会に住んでいる場合は、通常注意していることが適用できますが、静かな住宅街に住んでいる場合は、ワンちゃんによっては都会の喧騒がストレスになってしまうこともあります。また気温が高い場合はヒートアイランド現象などが起きたり、アスファルトが高温になってしまったりして日中は注意が必要です。首輪だけでは不安なのでサイズがきちんとあったハーネスを利用して事故を防止しましょう。また慣れ親しんだ自宅では大丈夫でも、慣れない環境だと飼主さんがいなくなると不安になり吠えたり、ドアをひっかいたり、室内でトイレをしてしまうなどの行動も起こりがちです。愛犬が宿泊先にダメージを起こしてしまうと補償などで大きな出費になってしまう心配があります。部屋に愛犬を残して出かけるのを禁止している宿泊先はかなりあります。愛犬を部屋に残すことができる場合、通常からクレート・トレーニングをしておくと、かなり愛犬と飼主さんの不安を和らげることができると思います。愛犬にとってクレートは安心できる自分の「巣穴」です。もちろん普段、クレートを使用していない、または罰としてクレートに入れているなど、クレートを間違って使用していて「クレート=安心できる」条件付けができていない場合は、逆効果になってしまいます。
ロードトリップの場合はベビーゲートを持っていくと、犬をホテルのドアから遠ざけることができます。ドアをひっかかない子でも、慣れない環境で廊下から人の話し声などが聞こえると吠えることが多々あります。またホワイトノイズマシーンを持っていくと、不慣れな音をかき消すことができ、ワンちゃんにとっても安心できる環境を整えてあげることができます。
都会旅行の便利グッズ
- IDタグ、マイクロチップ:愛犬が迷子になった時のため。
- ハーネスと手に慣じんだリード:ハーネスはサイズの合ったものなら首輪だけより安心です。
- 犬用シートベルトやカーシート:車での旅行なら万一の事故でも犬が安全なように犬用シートベルトやカーシートを利用しましょう。必ず首輪ではなくハーネスにクリップしてください。
- 普段利用しているクレートやベッド:慣れない環境下でも安心感を。
- うんちバッグキャリヤー:ゴミ箱が遠いときに便利。
- 折り畳み可能な容器:水分の補給に。
- 犬用のペッパースプレー:都会でも他の犬に攻撃される可能性は少なからずあります。
- チック・のみ、フィラリア予防薬は普段からしておきましょう。
- 予備のドッグフード:飛行機の欠航などで日程が思わず長引いた場合に備えて。
- 愛犬のワクチンの記録:愛犬を預ける場合に必要になることがあります。
- リラックスさせるためのお薬やサプリメント:獣医さんに処方されたものや、CBDオイルなどのサプリメントを用意しましょう。
- クレート、ベビーゲート、ホワイトノイズマシーンなどの宿泊先で利用するもの。
お留守番させる場合の選択肢
愛犬を置いて旅行に出かける場合、色々な選択肢があります。
- 家族や友人に預かってもらう、自宅に来てもらう(お礼はお互いに犬を預けあう、ギフトカードや食事に連れ出すなど)
- ペットシッターに預ける(地域性あり。目安はひと晩40~50ドルほど)
- ペットシッターに自宅に来てもらう(地域性あり。目安40~50ドルほど)
- 犬のホテルを利用する(地域性あり。目安40~60ドルほど)
- 獣医さんが運営するクリニックに預ける(獣医さんや犬の病状により異なる)
家族や友人に預ける
家族や友人に愛犬を預けるのは一番お財布に優しい反面、愛犬の安全面では少し劣ります。愛犬がトイレを室内でしてしまう、家具をかじるなどの問題行動などがあると、預けにくい、気を遣うなどの心配もあります。特に田舎や郊外に行くと庭にフェンスがなくても、犬のトイレにはドアを開けてリードなしで外に出してしまうなど、ひょっとしたら迷子になってしまう危険もあります。また普段犬を飼っていない、または犬を飼っているが全く問題行動がないおうちの場合は、気を付けずにドアを開けてしまい、犬が脱出してしまう、などの事故もありえます。特にお子様がいる家族に預けるとこういう事故が起こる可能性が増えます。愛犬の安全面で信頼のできる家族や知人がいるなら、一番の選択肢です。餌の量や回数など、普段かかりつけの獣医さんの連絡先などは、ぜひわかりやすいように書面で渡しましょう。もし愛犬がとても臆病で飼主さん以外の人には近づかないような場合は、プロにお任せすることをお勧めします。
私の知人は他人をとても怖がる犬を友人に預けていて、何かの拍子に犬が脱出してしまいそのまま2週間も行方不明になってしまったことがありました。
ペットシッターに預ける
ペットシッターを利用する場合は、ペットシッターの家で預けるボーディング(boarding)とペットシッターが自宅に滞在してくれるハウスシッティング(house sitting)があります。自宅にシッターさんが来てくれる場合は、愛犬にとっては慣れ親しんだ環境であり、ボーディングよりストレスが少ないというメリットがあります。ただ家を他人に預けるとなるとそれなりに掃除や近所の人に声をかけておくなど準備が必要になり、面倒なこともあります。場合によっては、自分のテリトリーに他人が入ってくるため、自分の犬がシッターさんを攻撃してしまう恐れもあります。シッターさんの家に預ける場合は、どういう環境かをよく聞いて、できれば自宅を見せてもらいましょう。愛犬は夜はどこで寝るのか、他に犬はいるのか、フェンス付きの庭なのか、など確認しましょう。ウォーキング・サービスもある場合は事前に何度かウォーキングをしてもらって、犬をシッターさんに慣れさせるのもいいでしょう。RoverやWag!などは便利なシッターさんと飼主さんをマッチさせてくれるサービスです。いわゆるギグワークであり、シッターさんの経験は人によりそれぞれ。高いレビューが多いシッターさんが安心です。お値段は地域性がありますが犬のホテルと同等程度が一般的です。TrustedHouseSittersは旅行に出かける飼主さんが、自宅を旅行者に無料で開放する代償に、犬や他のペットの面倒を見てもらうマッチングサイトです。レビューの高い旅人シッターさんなら安心感もあるでしょう。ドアを開けたすきをついて飛び出してしまうような愛犬の場合は、シッターさんにきちんと伝えておきましょう。
犬のホテル
犬のホテルは犬を預ける専用の施設であり、自宅にいるような快適さはありません。アメリカではボーディングサービスとかケンネルと呼ばれています。愛犬は一日の大半を小さなお部屋で過ごすことになります。お部屋のサイズによりお値段が異なり、人との触れ合いの機会は上記の選択肢よりかなり少なくなります。散歩一回とトイレ休憩が3回のみ、など。施設によっては犬が自由に専用のドアを使って外に出てトイレができるようになっていることも。専用の施設なので安全対策はしっかりしており、犬が迷子になってしまうなどの事故はほぼないでしょう。吠えるなどの問題行動があっても、他の人に迷惑をかけるわけではないので気を遣うことはありません。しっかりしたビジネスとして確立しているところが多いので、保険の面でも安心でしょう。施設によってはお遊びタイムがあったり、デイケアを併設しており、社交的な愛犬なら他の犬と楽しく遊べて、飼い主さんとしても罪の意識を感じずに旅行を楽しめるかもしれません。デイケアと併設しているタイプなら、少なくとも一度はデイケアサービスをお試ししてみることをお勧めします。ほとんどの施設でウェブカムで愛犬が遊ぶ様子をライブで視聴することができます。多くの犬と触れ合うため、まれですが病気がうつる、咬む事故が起こることがあります。ワクチン接種の証明をしていても、どうしても少しはリスクが伴います。
私も利用したことがあるのですが、デイケアは利用しないことにしました。以前飼っていた愛犬は他の犬との社交性がなく、ウェブカムで見る限り、まったく他の犬と遊んでおらず逆にストレスになっている様子だったためです。現在飼っている子はとても社交的なので安心して試したのですが、なんと大型犬を含む40匹くらいの大グループでの遊びタイムで、小グループが好きな小さめのうちの子は圧倒されてしまい、隅っこにじっと座っていたうえ、病気をうつされてしまい一週間ほど咳をして食欲もなく、かわいそうだったのでやめました。こういう犬の場合は、愛犬が良く知っている家族・知人、シッターさんに預けるか、2~3匹での小グループでのお遊びタイムのある施設が相性が良いかと思います。
獣医さんに預ける(お値段はクリニックや病状によりさまざま)
ほとんどのクリニックでは犬の預入れは行っていませんが、病気のある愛犬でお薬を与えなければいけない、観察が必要などの場合に適しています。基本的にはペットホテルではないので散歩やお遊びタイムは期待できず、場所も限られているのでクレートで一日を過ごすことになります。
普段からしておくとよいトレーニング
やはり問題行動のない愛犬ならば、家族・友人、シッターに預けやすいですし、旅行に連れて行ってもトラブルが少ないでしょう。旅行好きの飼主さんには以下のトレーニングを普段からしておくことをお勧めします。私は下にリンクをつけた犬のトレーニングYouTubeチャンネルにお世話になっています。また地元のアニマル・シェルターでもトレーニングのクラスをとることができます。
- トイレのしつけ:トイレを室内で失敗してしまう子は友人、知人、シッターには預けにくいです。アパート住まいの場合は、トイレシートやリターボックス・トレーニングしておくとお庭のないお宅に預けるときに便利。トイレの失敗など預かった人にストレスがかかると、大切な愛犬が冷たく扱われたりする可能性もあります。
- クレート・トレーニング:普段から夜はクレートで寝かせる、日中にクレートで休憩するお休みタイムを作るなどして、「クレート=安心できる場所」という条件付けをしておくと、慣れない環境でも安心できる場所を作ることができます。また、トイレのしつけが完璧でない、家具にいたずらをしてしまうような場合はクレート・トレーニングでかなり問題を解決でき、預かった人にもストレスがかからない、旅行に同伴した場合でも、宿泊先でのトラブルを防止できます。クレート・トレーニングのビデオ(英語)はこちらでどうぞ。
- ドアを開けた瞬間に飛び出さないトレーニング:ドアを開けてもコマンドがあるまで静かに待つトレーニング。事故を防ぎます。
- リード・トレーニング(leash training):リードを引っ張らないだけで事故をかなり防ぐことができます。こちらのビデオはとてもわかりやすく、効果がありました!
- 人や他の犬を落ち着いて迎えるトレーニング:興奮して飛びつくような大型犬は高齢者や小さな子のいるお家には預けにくくなります。帰宅時に愛犬が大喜びで飛びつくのを密かに楽しんでいる飼主さんは多いのではないでしょうか。つらいところですが、こういう行動も預けた際には問題になってしまいます。
- ベッドやソファを使わないトレーニング:これは預かった人や宿泊先のお家にもよりますが、特に毛が多く抜けるタイプの犬種や大型犬だと、ベッドやソファに犬が飛び乗ってしまうのを嫌う場合があります。外で遊んで泥だらけになっているのに、ソファに飛び乗る子だと、預かった先でもストレスになる可能性があります。またホテルのベッドが普段より高い場合もあり、愛犬が飛び下りたときにケガをしてしまう危険性もあります。普段から犬のベッドなど、愛犬が快適にくつろげる場所をソファやベッドのそばに作ってあげるとよいでしょう。
まとめ
愛犬とアメリカを旅行するには準備が大切。グッズをそろえるだけでなく普段からのトレーニングなど旅行に向けての準備は何か月も前から始まります。留守番させる場合でも普段からのトレーニングは必須です。旅行を計画するときはホテル代や交通費に注意が行きがちですが、犬を預ける費用も考えながら予算を組んでいきましょう。
コメント
コメント一覧 (1件)
Great post as a fellow dog owner.