2022年6月現在、日本里帰り・アメリカ再入国必要事項+2022年5月、日本里帰りからアメリカ再入国の体験談を公開!

2022年9月7日より有効なワクチンを3回接種済みの人は国籍を問わず、日本へ入国の際、アメリカ出国前検査の陰性証明が不要になります!詳しくは外務省のホームページでご確認ください。日本入国のために必要な事項は厚生労働省の入国者管理センターのホームページで最新情報を確認できます。

アメリカから日本に里帰りしたいけど、実際に里帰りした人の体験を聞きたい。どんな準備が必要?

本記事の内容

  • 2022年6月、日本里帰り・アメリカ再入国に必用なこと
  • アメリカ出国前に準備したこと
  • アメリカ空港にての体験
  • 日本の空港での検疫・入国手続き体験
  • 日本出国前の準備
  • アメリカへ出発時当日
  • アメリカ再入国体験
目次

2022年6月現在、日本里帰り・アメリカ再入国に必用なこと

2022年6月現在、アメリカからの日本への入国は出国前検査のみ必要で、ワクチン接種証明書は不要、到着空港での検査や待期期間も不要となっています。

6月からアメリカから日本への入国時の空港でのコロナ検査がなくなりました!さらに日本→アメリカへの出発前検査も不要になりました。

とはいってもアメリカ→日本への出発72時間前のコロナ検査はまだ必要です! 水際対策は今後も感染状況や変異株の出現により変更される恐れがあります。最新の情報は下記で確認してください。

アメリカ国籍、市民権、移民ビザをお持ちの方は、アメリカ再入国時ワクチン接種証明が不要になりました。留学生ビザや観光客はワクチン接種証明がアメリカ再入国に必用です。再入国に必用な事項はCDCのホームページで最新情報を確認しましょう。

日本入国は厚生労働省の水際対策に関するホームページで、日本入国前に滞在している国、州を選ぶと現時点での必要事項を表示してくれます。

外国籍の家族:外国籍でも日本人や日本の永住権を持つ人の配偶者や子は2022年6月現在、ビザを取得すれば日本に入国できるようになりました!

2022年5月に日本へ里帰り体験談

実際に2022年5月に日本へ里帰りして、アメリカへ再入国した体験を共有していきます。私が里帰りしたのは5月。6月から水際対策が日米ともに緩和されていますが、また変異株が出てくると、水際対策が再度強化される可能性がありますので要注意で、その際に参考になればと思います。

アメリカ出国前準備

必要事項を調べる:まずは以前のブログを読み直して、手順を確認です。私の場合、日本国籍、ワクチン3回接種済み。まずは日本国籍なので入国はできます。さらに日本の空港到着時の検査で陰性であれば、自主待機(隔離)も不要。

日本政府の条件を満たすコロナ検査機関で予約:日本の検疫所は有効とする検査のタイプや、サンプル(検体)の種類などを指定しているので、コロナ検査を受けたいクリニックに問合わせて、条件を満たすことを確認後、検査の予約。

アメリカに再入国するためのコロナ検査の段取り:日本でコロナの検査をできるクリニックを実家近くで検索。日本で旅行のための検査はお値段が2~3万円もすると判明。TeCOTという日本政府のホームページで日本で旅行者が検査を受けることができる医療機関を調べることができます。アメリカから検査キットを持込み、自宅検査キット使用時にウェブ立ち合いをしてもらうと、アメリカ入国の基準を満たすコロナ検査陰性証明を出してもらえ、お値段はビデオでの立ち合いと検査キットを含めて30ドルと送料の6ドル。擬陽性などもあるため、念のため2つ購入。アメリカへの飛行機出発の前日の朝でウェブ立ち合いの予約を取る。予約時間は現地時間で表示されるので、ややこしくなくてよい。テスト購入はこちらで。

日本の検疫所が利用しているSOSアプリをダウンロード:日本の主要な空港に到着する場合はSOSアプリでファストトラックを利用すると、手続きが簡単になると聞き、アプリをダウンロード。パスポート番号やワクチンの接種の有無や接種日の情報などを入力。陰性証明がない状態で提出してしまうと黄色が表示され、紙での陰性証明の確認を入国時にされると聞いていたので、SOSアプリでの必要事項の提出はコロナ陰性証明がもらえるまで待つことにする。

空港付近のホテルの段取り:羽田空港でどれだけ時間がかかるかわからないため、いつもなら予約する新幹線を予約せず。遅くなってしまった場合に備えて、品川駅付近のホテルを検索し、めどを付けておく。GWの帰国ラッシュで成田で検疫に7時間かかった、という話しもニュースで見たので、日本到着がGW開けの月曜日であったため、入国ラッシュがまだ続いてる可能性があるかもと覚悟。私の場合、午後2時に到着の予定だったので、おそらく大丈夫だと思ったので、ホテルの予約自体はしないものの、めぼしは立てておく。

コロナ検査を受ける:日本への便はミネアポリス発、シアトル経由、羽田行き。ミネアポリスを出発するのが日曜日の早朝だったため木曜日の朝一番にコロナ検査(日本入国には始めの出発地の出発時間から72時間前以内の検査が必要)。午後には陰性の検査結果が出る。本人確認ができれば日本の検疫の様式でなくてもいいと調べていたものの、念のため日本の様式で用意してもらうことに。翌日の金曜日の午後にはクリニックから、日本の様式の陰性証明を受取る。

SOSアプリにて必要書類を提出:パスポート番号やワクチン接種の日付などを入力し、必要なアンケート、陰性証明を提出。数時間ほどで承認されて画面が緑になる。

デルタ航空から事前にDelta FlyReadyというアプリまたはウェブで日本入国のための必要条件を確認でき、陰性証明やワクチン証明を提出できるツールを利用するようメールが来たので、必要事項や書類を提出。これは随時変更される入国の条件を確認できる便利なツールだけでなく、おそらくデルタ航空の搭乗手続きが簡単になるということかと思われる。Deltaのモバイル・チケットにQRコードとDelta FLYRDYと表示されたので、写真を撮っておく。

Photo by Tabindo

持ち物を何度も確認する

  • パスポート
  • グリーンカード
  • CDCのワクチン接種証明
  • 日本の様式のコロナ検査陰性証明
  • アメリカに帰国時のためのコロナ自宅検査キット
  • スマホ(SOSアプリを見せるのにも必要です)
  • 入国のための書類が多くなったので、書類やカードも入れられるパスポートケースが便利でした

出発当日

ミネアポリスの空港にてキオスクでのチェックインは国際便なので不可。デルタ航空のチェックイン・カウンターで搭乗手続き。係員がパスポート、コロナ検査陰性証明を確認。約10分ほどかかる。Delta FlyReadyがグリーンで示されているDeltaのアプリの画面を見せたものの、紙の陰性証明書を提示するよう求められたので、Delta FlyReadyで手続きが早くなったかどうかは不明。

グローバルエントリーと付帯のTSAプレチェックを持っているので、セキュリティは素早く通過。シアトル行きの飛行機のゲートにて、係員の方から日本へ飛ぶ人はSOSアプリを確認するというアナウンスがあったので、ゲートにてSOSアプリの緑の画面を見せる。黄色の方がいて、紙の書類の提示を求められていた様子。

シアトルでは特に何の確認もなく搭乗。

飛行機内

まだ学校の夏休み前ということもあり、国際線はガラガラ。日本への飛行機内ではマスクは付けなくても良いけれど、着陸に向けて高度を下げ始めると、マスク着用が義務になるとアナウンスがかかり、マスクを直用していない人には、マスクが配布される。着陸して、ドアが開いても検疫所から許可が降りるまで、飛行機を出られないということで、みんな静かに座って待つ。

羽田空港にて

飛行機を降りる許可が出ると、一人の差で10分、20分と待たされるのかもしれないと思い、全速力で歩く。係員の人が要所要所にいて、方向を示してくれるので、整然とされてわかりやすいものの、エスカレーターを上がったり、5分は歩かされる。

私は飛行機のドア近くに座っていたので、入国時検査のかなり始めに並ぶことができた。SOSアプリを見せたものの、紙の陰性結果やCDCのワクチン接種証明の提示も求めらる。クリアファイルを渡されて、そこに書類が入っている。それを持って次の窓口に行くといった感じで、日本の運転免許証の更新と同じような整然とした感じ。写真撮影は禁止との表示が。

入国時検査は唾液での検査。飛行機を出てから30分以内には検査を終了し、番号を渡されて検査結果を待つ場所で待機。

ここでは説明がなかったので何をしたらよいのかわかりにくく、係の方に聞くと、検査結果が出たら、待合室に一つだけある画面に自分の番号が出た後に、窓口まで行き番号が書かれた紙を渡すよう指示される。

30分ほどで結果が出たので窓口に行くと、隔離なしでの入国の許可が出て、荷物をとり通関をして晴れて羽田空港を出ることができた。飛行機を出てから羽田空港を出るまで約1時間。スムーズに入国することができた。

アメリカ帰国の準備

アメリカに帰国するためには出発の1日前にコロナ検査を受けて陰性であることが必要だったため(2022年6月現在、アメリカ入国前のコロナ検査は不要になっています)、出発の前日の朝8時に自宅でできる検査キットを使って、ウェブ立ち合いで係の方に検査を観察してもらう。

予約は2ヵ月くらい前に入れていたが、予約枠は5分おきほどで混雑しているわけでななく、十分ある様子。ブラウザはFirefoxを利用し、オンライン予約を開始。初めにカメラに身分証明書(私の場合はアメリカの運転免許証)と検査キットを見えるよう提示するよう求められる。観察する係の方は音声のみ。

家族など他に一緒に検査をする人はいるのか聞かれる。予約をする際、そういうオプションがあったのを思い出す。誰がどの検査キットを使用しているのか、どうやって確認するのか疑問だけど、家族やグループ旅行の場合は便利なオプションかも。

いざ検査キットを開封しようとしたところで突然カメラとマイクが作動しなくなり、チャットにてブラウザをChromeに切り替えて、カメラとマイクの設定を変更してから、再度、オンライン入室するよう指示される。

指示の通りにChromeでビデオとカメラの設定を変更してからオンライン入室して再開。観察する係は別の人につながる。検査キットと身分証明書を見せてから、指示通りに鼻腔からサンプルをとるタイプのテストを行う。指示される通りに綿棒のようなものを、液体に付けて何度かくるくるかき混ぜてから、その液体を検査版に4滴(だったと思う)垂らすと、15分間のタイマーが画面に表示される。

その間、その場を少し離れてもOK。観察する係の人もどこかに行ってしまったよう。15分経つと検査結果が見えるようにカメラに近づけて、写真撮影。検査結果は陰性。

その途端に前触れなくアポイントメントは終了し開いていたウィンドウが閉じられる。その15分後くらいにはPDFの陰性証明がアカウントにアップロードされた。念のため印刷し、携帯で写真もとっておく。

アメリカへ戻る便のための、Delta FlyReadyの案内がデルタから来たので、こちらも必要事項を入力し提出。

コロナ陰性証明は検査後15分でアクセス可に。 Photo by Tabindo

アメリカ出発当日の羽田空港にて

デルタ航空の搭乗手続きは、キオスクでするようすすめられるものの、私の名前にはかっこ付で配偶者の名字を入れており、キオスクでは括弧を認識してくれないので、結局、搭乗窓口で手続き。その際に、陰性証明の提示を求められる。キオスクで搭乗した人はいつのタイミングで陰性証明を見せるのかは不明。アメリカ帰国にあたって陰性証明を提示させられたのは、この1回のみ。

アメリカ到着、シアトル空港にて

アメリカ入国時の陰性証明の提示などはなく、スムーズにアメリカに再入国する。グローバルエントリーを持っているものの、キオスクは閉まっており普通の入国手続きとなったものの、ガラガラに空いていたのですぐに通過。

待ち望んでいた日本里帰りをして、無事にアメリカに再入国することができました♡

最後に

現在、2022年6月時点で日米間の水際対策は緩和されており、必要なのは日本への出発前コロナ検査のみ。アメリカ再入国にはアメリカ国籍・永住権・移民ビザを持っていない人はワクチン接種が義務付けられています

再度ここに記しますが、アメリカ再入国に必用な事項はCDCのホームページで最新情報を確認しましょう。

日本入国は厚生労働省の水際対策に関するホームページで、日本入国前に滞在している国、州を選ぶと現時点での必要事項を表示してくれます。

外国籍の家族:外国籍でも日本人や日本の永住権を持つ人の配偶者や子の日本の入国は2022年6月現在、ビザを取得すれば日本に入国できるようになっています!

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