女性のアウトドアでのトイレグッズ5選!これがあればもう安心。非常時にも役立つこと間違いなし!

キャンプとかハイキングには興味あるけど、トイレ事情は?女性なのに立ちしょんができるって本当?!女性用の便利なトイレグッズやトイレのコツがあれば知りたい。

アウトドア慣れしていない普通の女性にとっては、キャンプや長いハイキングとなるとトイレの心配があり、つい億劫になってまうというのはよくあるのではないでしょうか。コロナが始まったばかりで、公衆トイレを使うだけでも他の人からコロナに感染するんじゃないかと思われていた時に、色々トイレグッズを試したノウハウを大公開します!これを知っていれば、かなり安心してアウトドアを楽しむことができます。またこういったスキルを身に着けておくと、非常時にも安心です!

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トイレのワザを身に着けていないとやばいことになる

アメリカに住んでいてロードトリップをしていると、長時間何もない場所を運転することがあります。留学してすぐの頃の経験ですが、ヨセミテ国立公園からサンフランシスコに戻る際、あまりにも何もない山道をカーナビもスマホもなく何時間も家族で移動していて、あまりの何もなさに恐怖を感じました。よ~く地図を見ると通過する予定の道がなんと点線。対向車が全くない状態が1時間はあったので、もしかしてまだ道路が開通していないのかとドキドキしました。あまりの何もなさに恐怖を感じたのは私だけでなく、母もそうだったようでしきりに「こんな場所を通るなんて。山賊でも出たらどうしよう」といつの時代かと思うようなことを何度か口にしていたのが記憶に残っています。たまたまその時誰もトイレに行きたいと言わなかったのですが、これがもし尿意をもよおしていたら、やっぱり「山賊」が出るかもしれない山道に停車して、トイレをしないといけない羽目になっていたわけです。

もっと身近にあり得る状況としては、マンション住まいだったときに何度か水道が止まることがありました。何かが故障して建物の一部の水道をとめないといけなかったときは、別の階にあるジムに行ってトイレをすますことができたのですが、大寒波がやってきて地中の水道管が凍結のため破裂して、マンション全体の水道が丸一日とまったときには、本当にトイレに困りました。できるだけ近くのお店などで済ませ、あとはとにかく我慢して過ごしました。

日本でも震災などの災害時に水道が止まってしまって困ることがありますね。最近は地球温暖化の影響なのか自然災害が増えているので、いざという時のトイレの技はぜひ身に着けておきたいものです。もし今のトイレの技をあの時持っていたら、ずっとストレスが少なかったと思うので、今回便利なトイレグッズや技を大公開していきます。この記事は主に女性を対象に書いています。アウトドア慣れして屋外トイレに全くストレスを感じない方はスルーしてください。

女性がアウドドアでトイレで困る3つの理由と解決策

1.プライバシーが確保できない

女性が屋外でトイレをしないといけないときに一番困るのが、プライベートなスペースが完全には確保できないことです。誰もいなくても誰か来るかもしれないという恐怖感と闘わなければならないことです。いくら人が誰もいなくても、森の中でトイレしないといけなかったら、しゃがみこんでお尻が出てるわけですから、もし唐突に他のハイカーなどが来たら恥ずかしすぎますよね?それでためらって、もよおしているのに我慢していたら、ついにトイレ行くときにどうしても長くなってしまって余計にひやひやしないといけない羽目になるという悪循環も。

  • 車がある場合はグッズを利用して車内でトイレをする。
  • テントがある場合はテント内でトイレをする。
  • グッズを利用してとにかく露出を減らす。

2.しゃがみこめるオープンなスペースが必要

女性はしゃがみこんでトイレをしないといけないため、どうしても地面と近くなってしまい草木が茂っていない場所を見つける必要があります。草がお尻にあたったら気持ち悪いし、もし虫とかいたらどうしよう・・・と心配はつきません。私の友人はトイレにしゃがみこんだ場所にうるしが生えており、大変なことになったと言っていました。しゃがみこめるオープンなスペースが必要なのに、万一他の人がやってきてもうまい具合に隠れた場所を見つけるのはなかなか困難です。

  • 女性用の立ちしょんグッズを利用する。

3.せっかくトイレを見つけたものの、座りたくない

せっかくトイレを見つけても、汚なすぎてどうしても使う気になれないことも。ハイキングコースの入り口に簡易トイレがあることがありますが、まれに汚いトイレに遭遇してしまうことも。さらに冬キャンプなどで屋外の簡易トイレに行くと、便座が冷たすぎて座りたくないなんてこともありえます。

  • 汚いトイレより大自然の中でトイレすることを選ぶ。
  • 女性用立しょんグッズを利用して、座らずに済ませる。

トイレの技や体験の描写でちょっと汚い話も出てくるので、不快な方は体験談は飛ばしてください。

バーでトイレに行ったらなんとトイレの便座がなかったということがありました。いったいどうしたら??とかなり戸惑いましたが、ずっと並んでやっと周ってきた順番だし、お酒も飲んでいてどうしてもトイレをしたかったので、仕方なく便器の淵に足をのせてしゃがんですませました。滑らないようにかなり気を遣い、とてもストレスでした。今ならグッズを持込んでストレスを少なくすることができる自信があります。

女性がアウトドアでトイレを済ませるためのグッズ

露出を減らすための下着・パンツや、女性でも立って用を済ませることができるグッズがあること、ご存知でしょうか。いざというときのために一つ使えるようになっておくと便利です。

ここで紹介するグッズを利用するとお肌の露出部分を減らすことができます。中には下着を着たままでトイレができる場合も!車の陰でただ立ってるフリをしながらトイレできます。お尻を出さなくてもできる立ちしょんグッズなら、最悪、後ろ姿を見られても大丈夫なので、ドキドキ感が減るし、隠れる場所も見つけやすくなります。

男性だと車内に座った状態でボトルで用を足す技が使えるらしいですね。女性でもここに紹介する立ちしょんグッズを利用すれば、座席に浅く座った状態で用を足すことができます。私は怖くて試したことはありませんが・・・。試すならビニールシートを敷いて練習してみましょう。

屋外で立ちしょんグッズを使ってトイレする場合は、風向きには注意してください。必ず風上に背を向けてしてくださいね!そうでないと濡れますよ!

1.アウトドアでトイレができるようデザインされた下着なら露出を減らせる

露出を最小限にしてトイレに行くことができる、こんな便利なものを発明してくれた人が世の中にはいるんです!男性が下着をつけたままトイレするのと同じ感覚なのに、最近まで誰も商品化しなかったのが不思議ですね。しゃがむのが苦でない、または立ちしょんグッズと併用するのに便利と思う方はこんな下着を試してみるのも良いかもしれません。こういうのがあればもっと安心してハイキングや山登りに出かけられますね!ロッククライミングにも便利だそうですよ。

  • Ellira Apparel は下着も販売しています。日本人なら下着をつけずにレギンスとかは抵抗があるかもしれないので、こういう下着の選択肢はうれしいですね。
  • Chick Flyはレギンスタイプが充実。
  • Zip Hersもレギンスタイプやハイキングパンツが充実。
  • SheFlyはハイキングパンツ。
  • 露出を最小限に減らせる。
  • しゃがみこむだけでいいので、他のグッズが不要。
  • お値段が高い。
  • これだけだとしゃがみこまないといけない。

2.ファンネル(漏斗)タイプの立ちしょんグッズ

検索するとまず出てくるのはファンネルタイプのもの。色々種類があり、尿がすぐにゼリー状になるような粉が入った袋付きのものもあります。ファンネルの素材はシリコンやプラスチック。シリコンの場合は持ち運びには便利ですが緊張して力を入れてもつと歪んでこぼれてしまうので気をつけましょう。慣れない初心者にはありがちな失敗です。何社も同じようなのを製造販売しています。

  • 全体に覆うタイプだと初心者でも安心感がある。
  • 安く購入できる。
  • 下着を完全に脱がなくてもできる。
  • 上級者は車の座席に浅く座った状態でも使用可。
  • 長くトイレを我慢していて量が多い場合などに、あふれる心配。
  • 使用後にきれいにするのが手間。
  • 全体的に尿で濡れる部分が多く、トイレットペーパーを多く使いがち。
  • 緊張して力が入ると形がゆがみ漏れてしまう。

アメリカから購入

シリコンのファンネルをかなり使い慣れてきたので、気が緩んでしまい夜中に暗闇で使用したところ、前後を間違ってしまい少しこぼしてしまったことがありました。また久々に使用したときに慣れないから緊張して余計な力が入ってしまい、シリコンのファンネルの形が崩れてしまって、こぼれたこともありました。

3.ガターまたは受け皿タイプの立ちしょんグッズ

ガタータイプとか受け皿タイプとは勝手に命名しましたが、要するに溝状になったものを下にあてて、尿を外へ誘導するタイプです。使い捨ての紙のものもあります。全体が硬めのプラスチックのタイプや、お肌に触れる部分はプラスチックで先はシリコンといった、持ち運びに便利な形状のものもあります。人によってはファンネルタイプより簡単で使いやすいと感じる人も。

  • 初心者でも使いやすい。人によってはファンネルタイプより簡単に感じる。
  • 安く購入できる。
  • 使い捨てタイプだと掃除の必要がない。使い捨てじゃなくてもオープンなので掃除が簡単。
  • トイレットペーパーの量は通常のトイレと同じくらい。
  • 下着を完全に脱がなくてもできる。
  • 上級者は車の座席に浅く座った状態でも使用可。
  • 持ち運びのためにシリコン部分を畳んでいると、すぐに形状がくずれてしまう。
  • 全体的に覆うタイプではないので、量が多いと上から溢れないか心配。

アメリカから購入

    4.尿道エクステンションタイプ(やや上級者向き)の立ちしょんグッズ

    「受けて流す」のではなく、プラスチックの尿道を足すといった感じです。上のファンネルタイプと異なり、尿を貯める部分がなく、そのまま外へと流れ出す感覚。シリコンではなく硬いプラスチックになります。

    • 尿の量が多くてもあふれ出る心配がない。
    • 安く購入できる。
    • 小型で持ち運びに便利。
    • 掃除が簡単。
    • 尿で濡れる部分が少なく通常のトイレよりトイレットペーパーの使用量が少ない、または不要。
    • 慣れれば下着を着たままでもできる(裏技:ちょっと下着を横からずらしてしよう)。
    • 上級者は車の座席に浅く座った状態でも使用可。
    • ぴったりフィットさせないと漏れるため、練習がかなり必要。
    • 練習したけど挫折する人はかなり多い。

    アウトドアショップで買い物したときにこれをたまたま見つけて試してみることにしたのですが、確実に毎回成功するようになるまで、シャワーで練習すること50回ほど(笑)。絶対に服を濡らすことはしたくなかったのでコツコツ練習しました。緊張して力を入れて強く体にあててしまうと、尿道にプレッシャーがかかってしまい少し尿が出にくい気がします。現在は私はこの方法が一番簡単で気に入っています。

    5.野性味あふれる技、広口のボトルのみを利用

    上記の立ちしょんグッズを車内やテント内で使うには、尿を受け止める袋やボトルが必要です。立しょんグッズを持って、尿を受け止めるボトルも持って、さらにトイレットペーパーを捨てるゴミ袋も横に置いて、トイレットペーパーは事前に必要分ちぎっておいて、なんてしてたら結構手間!しかもボトルを片手で持ちながら、グッズをどこかにおいて、それからトイレットペーパーを使って、ボトルのふたをしめて、とステップが多く、万一、手が滑ってボトルを落としたら・・・なんて心配をしてしまいます。それならばもうボトルに直接してしまえばいいのではと思い、広口のボトルを直接、身体に充ててしてみたら案外それでもいけます。逆にファンネルタイプや受け皿タイプより溢れない安心感があります。

    • とにかくシンプル。
    • 古い水筒があればそれを利用できるため安い。
    • トイレットペーパーの量は通常のトイレと同じがそれより少ないくらい。
    • 下着は完全に脱がないといけない。
    • ボトルの広口が濡れていると気になる。

    ボトルの色は濃い目にしておくと、捨てに行くときに恥ずかしくないですよ。

    ファンネルタイプと併用していたのですが、ファンネルの掃除が面倒で広口のボトルを直接体にあてて試してみました。慣れない人にも簡単にできる技だと思います。余計な掃除するものもないし。ただし、緊張などして尿の出が悪いと、尿がお肌をつたってしまう危険があるので、しっかりお肌に密着させるか、リラックスして勢いよくする必要があります。ボトルに入れた尿をすぐ捨てられなくて、もう一度使用する場合は、広口を拭くとよいですよ。

    忘れてはいけないトイレットペーパー

    トイレットペーパーは埋めずにちゃんと捨ててくださいね。小ならばこんなグッズもありトイレットペーパーの仕様を減らすことができます。

    まとめ

    女性でもアウトドアで恐れることなくトイレに行くことができる、今日はぶっちゃけトークをしましたが、他の女性の役に立つと願っています。この技を一つでも身に着けて、短い人生、アウトドアやロードトリップをトイレの心配なく楽しんでください!大きい方に関してはまたそのうちブログに書きますので、ぜひ、ブログ更新のお知らせを受取れるよう購読をお願いします!

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    この記事を書いた人

    ミネアポリス在住。アメリカの大自然や多文化に魅了された旅ブロガー。アウトドア系の旅行が特に好きで一人旅も多い。ちょっと怖がりなのでそれを克服する動機としてブログ開設。小心者の視点からのブログで同じような性格の女性にもアメリカ旅行を身近にしていきたいと願っている。

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