Airbnbは意外な落とし穴が!民泊よりホテルをおすすめする9つの意外な理由!Airbnbが向いている旅行とは?

Airbnbってキッチンなどのアメニティがあるし、ホテルよりお得なイメージ。実際、ホテルとAirbnbだとどちらがおすすめ?Airbnbを利用する時に気を付けるべきことはある?そんな疑問にお答えします。

Airbnbよりホテルをおすすめする驚きの理由を大公開!Airbnbは実はリスクが高い!?安心を求めるなら絶対ホテルがおすすめです。一人旅初心者や安全志向の旅人にはホテルが優れています。Airbnbもいいのですが、何かトラブルがあったときにとことん落ちてしまうリスクがあります。ホテルがAirbnbより優れている点を9つ、解説していきます。

目次

Airbnbよりホテルが絶対おすすめな意外な理由9選

1.1~2人の場合、ホテルの方が安いことが多い

Airbnbは当初、お値段が安くホテルとは違う経験ができることから人気が出たのですが、その後、規制の動きが始まり各国・各地で自治体が税金を課すようになったこと、投資目的のホストが増えたことなどから、お値段が上昇したように思います。安くで見つけようとすると、どうしても他のゲストやホストとスペースを共有することが増え、アパート全体、家全体で借りるとなるとお値段が高くなり、結局は少人数の場合、ホテルの方が安いことが多いです。また、hotels.combooking.comを利用するとポイントが溜まったり、ディスカウントがあります。hotwireでかなり安くて良いホテルを見つけることもできます。大きなホテルだとメンバーになるとこれまたポイントが溜まったり特典がついたりして、Airbnbよりお得になることが多いです。

2.ホテルだと予約したらほぼ必ず宿泊できるが、Airbnbだとホストからキャンセルされることが稀にある

旅行直前になりホストからキャンセルされたら・・・

Airbnbは例えば以前に有色人種風の名前だと、ホストから予約を拒否された、などの問題が話題になりました。また到着後にホストに宿泊を拒否された、などという話しも聞きます。ただこれは本当に稀な事例で、拒否されたのには例えば予約時の人数より多人数で現れた、大人のみという条件の宿泊先に子供連れでやってきた、ホストに知らせず犬を連れてきた、などの理由がある場合が大半かと思います。でももしかしたら、自分は全てきちんとしていても、誤解からキャンセルされた、宿泊途中で追い出されたなどの事例もあります。

ホスト側の悪意のあるキャンセルもあり得ます。例えば半年前に予約したAirbnbが宿泊数週間前になり、突然、ホストからキャンセルされた、なんて話しもあります。その後、同じ宿泊施設が他のサイトに倍の値段で掲載されていたそうです。これは日程が近づくにつれてその周辺の宿泊施設の値段が上がり、あなたの予約をキャンセルして新たに今の高い価格で客を取ったほうが荒稼ぎできると気づいたホストが行う技です。日程が近づいていたために、他の宿泊施設はお値段がかなり高かったり、もっと運が悪いと宿泊施設の空きが近くになく遠くまで疲れているのに運転していく羽目になったという話も。

Airbnbはホストが宿泊前日にキャンセルした場合のみ、それがレビューに自動で掲載されますが、前日キャンセルでなければそういう仕組みはありません。ホストのキャンセル料は存在しますが、微々たるものです(50~100ドル)。ホストがキャンセルした日程は、宿泊可能日としてAirbnbに掲載できなくなる可能性があるそうですが、他のサイトに投稿しているのなら、悪意のあるホストはそういった不便を回避できます。

キャンセルされた場合、何が理由でキャンセルされたのかわからず、嫌な後味が残る可能性があります。こういった状況を避けたい場合は、スーパーホストからレンタルすることでかなり確率を下げることができます。スーパーホストのステータスを保つためにはキャンセル率を1%以下に保つことが条件だからです。

3.ちゃんとしたホテルなら安全性が高い

ホテルなら宿泊していない人が突然ドアの前に現れることは、あまりないのではないでしょうか。モーテルなどだと外から直接お部屋に入るタイプが多いですが、都会のホテルだとエレベーターに乗るのにも部屋のキーをスキャナーにかざさなければならないなど、安全面がしっかりしています。ロビーを通過しないとエレベーターやお部屋にアクセスできず、監視カメラもロビーについているので防犯面ではホテルが優れているでしょう。

またAirbnbだと鍵のコンボを頻繁に変えていなくて過去の宿泊者がアクセスできたり、オーナーの家族や知人などが合い鍵を持っている可能性があることは否めません。

防犯だけでなく施設自体の安全面もホテルがAirbnbに勝ることが多いと思います。例えば防火対策、室内・共用スペースでの事故防止対策、耐震対策、一酸化炭素センサーの設置など。何かあった時にサポートがすぐあるのはホテルですよね。Airbnbだと自分でホストかAirbnbのカスタマーサービスに連絡することになるんでしょうが、すぐ対応してもらえるかどうかは運しだいです。

4.ホテルだとコミュニケーションがほぼ不要。予約したら後は当日チェックインするだけ。

ホテルだと予約したら後は当日までリラックスできますよね。チェックインはスマホでするか、当日にフロントデスクでするだけ。Airbnbだと予約する前に、ホストに連絡しないといけない場合が多々あります。最近の話しですが、犬と一緒に旅行するのに、ホストにどんな犬なのか連絡をとって許可をもらってからでないと、予約できないということがありました。自分の家を旅人に解放してくれるわけですから、どんな人や犬が泊まりに来るのか知りたいという気持ちは十分わかります。特に犬がいるとホストや共有部分をシェアする他のゲストや隣人の安全にも関わることです。チェックインの仕方やハウスルールなどのコミュニケーションなど、私はそういうやりとりが面倒だなと感じます。

チェックインもホテルなら簡単ですが、Airbnbだと時間を合わせてホストから鍵を受取らないといけなかったり、キーパッドのコンボを渡されてどこかに書き留めておかないといけなかったりなど面倒なこともあります。私の友人は飛行機が遅れて到着が遅れたために、宿泊する場所での鍵の受取りのはずだったのに、ホストのいる別の場所まで鍵を受取りに行かないといけなかったということもありました。

5.ホテルは自宅とは違う経験ができ、休暇気分を味わえる。

ホテルって基本的にキッチンもないし、洗濯も自分ではできないことが多いし、不便かもしれませんが自宅とは全く違う経験ができるのが魅力です。キッチンがないからおいしいレストランに出かける、部屋にいてもベッドしかなくて退屈だから日中は観光に出かける、ホテルのプールでゆっくりする、ビーチに行くなど、室内でできることが限られているからこそ、出かける動機になりますね。新しいタオルはいつでも持ってきてもらえるし、ホテルによっては朝食付きのプランがあったり、レストランが入居していたり徒歩圏内にあることが多いのではないでしょうか。

キッチンがあったら軽く料理してしまって、洗い物とか面倒くさいというのが私の正直な感想です。Airbnbはホストによりハウスルールがあり、自分が使った食器は洗い、ゴミ出しをし、チェックアウト前にベッドのシーツははがしておくこと、など・・・チェックインするときと同じようなきれいな状態にして返すのが礼儀というか、ルールだったりします。それをしないと下手をするとホストから悪いレビューを残される可能性もあります。

6.誰にも評価される心配なく、ゆっくり楽しめる

ホテルに宿泊してゲストとして公共にレビューされることはないですよね。万一、ホテルに大迷惑をかけてしまった場合、悪意があっての迷惑行為を起こしたならそのホテルに宿泊することを今後は断られる、といったくらいではないでしょうか。

Airbnbはホテルと異なり、人様のお家に宿泊させてもらうもの。自分が選ぶだけでなく、ホストも旅人を選ぶことができます。Airbnbを利用した後に、ホストをレビューするだけでなく、あなたがチェックアウトした後、ホストがあなたをレビューすることもできる相互レビューの仕組みがあります。ホストによっては小さなハウスルールを守らなかったことで、厳しくレビューしてくる人もいるかも。

7.事故や急病など何かあった時、頼りになるのはホテル

それなりのホテルならば安全対策はしっかりしているはずですが、事故、急病、災害などが降りかかったときの手配や避難の誘導も、ホテルの従業員さんはトレーニングされているはずです。ホテル内での事故の場合、救急車の手配やその後のステイを快適に過ごせるための手助けなど、手厚く対応してもらえるでしょう。ホテルは必ず傷害保険に入っており、万一自分が旅行保険に入っていなかった場合でも、ホテルの傷害保険でなんとかなったということも。

Airbnbならホストが傷害保険に入っていることが多いでしょうが、個人が保険会社にクレームを提出するわけですから、補償が出るまでに時間がかかったり、下手をすると傷害保険の補償対象外で全く何に補償もしてもらえない可能性があります。

実体験ですが、私は韓国を旅行中、パートナーがホテルの室内で転倒した際に運悪く尖った物に足があたり、大きく切れてしまい何針も縫うケガをしてしまいました。慌ててフロントデスクに連絡すると、すぐに部屋に来て状況を見て救急車を呼んでくれました。すぐにホテルのマネージャーが病院に駆けつけてくれて、通訳をしてくれてとても助かりました。治療後にホテルに戻ると、動きやすいようにと大きな部屋を用意してくれていて、足のケガで出かけられないためホテルのレストランで食事をテイクアウトできるようにクーポンを渡され、翌日からの行動はホテル持ちでタクシーを用意してくれました。数日の旅行だったので、実は海外旅行保険に入っていなかったのですが、ホテルの傷害保険が降りたとのことで、韓国での医療費12万円ほどは全てまかなえるとのことで、チェックアウトの際に現金を渡されました。3つ星程度のホテルでこの対応だったので、感謝の気持ちでいっぱいでした。

アメリカでこういった対応をしてもらえるのかは不明ですが、それなりにしっかりしたホテルなら、ホテル内での事故や急病にはかなり手厚く対応してもらえるのではないでしょうか。Airbnbだと自分で救急車を呼ぶことになるでしょうし、病院でのサポートなどは皆無だと思われます。

8.ホテルは評判が大切なので、トラブル時に通常はそれなりに道理にかなった対応をしてくれる

ホテルにチェックインして例えば冷房が壊れていたら、すぐに別の部屋に移動させてもらうこともできるでしょう。私も何度か始めに通された部屋から変更してもらったことがあります。プールに近かったせいなのか塩素の匂いが非常にキツイ部屋だったことがあり、すぐにお願いしてプールから遠い部屋にしてもらったり、大きな装置が部屋のすぐ側にありモーター音がうるさかったので、変えてもらったこともありました。最悪の場合はホテルをキャンセルして別のホテルに移動する場合も、そういった事情ならば返金はそれなりにすぐにしてもらえるのではないでしょうか。

Airbnbでは返金のトラブルが時々起こるようです。というのはホスト→Airbnb→ゲストとのコミュニケーションなので、誰かがきちんと仕事をしていないと仕事が前にすすまないのでしょう。例えばゲストが到着後に宿泊施設のトラブルで、キャンセルした場合、返金を受け取るためには、ホストがきちんとキャンセルになったことをAirbnbに伝える必要があります。

詐欺まがいのホストも稀ですがいるかもしれません。Airbnb Hellというウェブサイトでトラブルの体験談を見てみると、予約した後にホストからキャンセルをすすめられ、返金なしのキャンセルとあるけれどもホストに言われるがままキャンセルしたら返金はなく、ホストとは音信不通、Airbnbは助けてくれない、宿泊していないのでレビューを残すこともできないといったホラーストーリーがありました。

9.誰の目も気にせず堂々と宿泊できる

ホテルなら通常はローカルとミックスしての生活空間はありません。Airbnbはローカルな気分を味わえるというのが魅力でもあるのですが、場所によっては隣人からウェルカムされない場合があります。自分が住んでいる閑静な住宅街のお隣の家が突然Airbnbに掲載されて、頻繁に見ず知らずの人が出入りする、騒音がある、となるとちょっと嫌かもですよね。共有スペースの多いコンドミニアムだとなおさらかも。

宿泊先に到着してみたら民泊禁止のコンドミニアムで、旅人ではなくホストの親戚であると嘘をつくよう言われたといった例もあります。実際に私は知人がAirbnbの運営をするのを、お手伝いをしたことがあったのですが、隣人からのクレームがありすぐに掲載取り下げの羽目になっていました。ホテルなら閑静な住宅街に位置していることはありません。旅人専用の空間なので堂々と宿泊できるのです。

Airbnbが向いている旅行とは

もちろんホテルよりAirbnbが優れている状況はあります。

  • 食事制限などがあり自分で料理をするのが大切な場合
  • 大きな人数でのグループ旅行で複数のお部屋を借りつつ、みんなで集まる共有スペースもほしいとき
  • 犬を連れての旅行で庭がほしいとき
  • テーマのある宿泊先で特別感を味わいたいとき(Tree houseやグランピング)
  • 住宅街でローカルに混じって静かに過ごしたいときなど

まとめ

ホテルとAirbnbは今後も共存していくことでしょう。自分の旅のスタイルやニーズに合わせて賢く使いわけて旅を楽しみましょう。とにかく安心と便利さを追求したい方はホテルを、体験型の経験をしたい方や自分で料理をしたい方、大人数で宿泊したい方はAirbnbがおすすめです。

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この記事を書いた人

ミネアポリス在住。アメリカの大自然や多文化に魅了された旅ブロガー。アウトドア系の旅行が特に好きで一人旅も多い。ちょっと怖がりなのでそれを克服する動機としてブログ開設。小心者の視点からのブログで同じような性格の女性にもアメリカ旅行を身近にしていきたいと願っている。

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