アメリカでキャンプしたいけど知っておくべきことはある?持ち物は何が必要?どこでキャンプ用品を買ったらいいのかも教えてほしい。キャンプ用品の英語名も知りたいな。
アメリカのキャンプ場は日本とは少し勝手が違い、キャンプに必要なものも少し変わってきます。例えば焚火台はアメリカでは不要!日本でお馴染みのカセットコンロはこっちではガス缶が入手しにくいなどの事情もあります。ダウンロードできる持ち物リスト(日本語・英語版)も含めて紹介していきます。
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アメリカの魅力を知りたいならキャンプ体験は必須
マンハッタンなどの例外を除いてアメリカは車社会。車で気軽に行けるカーキャンプ場が豊富なため、夏休みは家族で毎年キャンプをして育ったというアメリカ人は多いです。キャンプ好きの私は年に4、5回はキャンプしています。テント→キャンパーバン→車に付けるテント(SUVテント)→普通のテント→コンパクトティアドロップキャンパーと色々なキャンプを楽しみながら学んだアメリカでキャンプするのに知っておいてほしいこと、持ち物ガイドなどをまとめていきます。
キャンプ場は身近にある
アメリカの魅力はニューヨークやラスベガスなどユニークな都市だけではなく、日本では見られないスケールの大自然!見どころは国立公園だけではなく、都市から1時間以内で行けるような場所にも素敵な自然が広がっていてキャンプ場が豊富にあります。アメリカのどんな場所に住んでいても日本より簡単にキャンプして自然に触れ合うことができるのです。
キャンプ場には公営のものと私営のものがあります。公営のものは運営する機関が色々あり連邦政府(国が管理する国立公園のキャンプ場など)、州、郡、地域の公園管理公社、市などがあります。私営はそれはもう星の数ほどありますがKOA(キャンプ・オブ・アメリカ)などが全米で展開していて有名です。
まずはグーグルマップやGPSでキャンプ場(campground)と入れて検索してみましょう。テントのマークがキャンプ場ということになるのですが、キャンプと名前のつくビジネスなども検索結果に出てきてしまい不正確な時もあるのでレビューを見る、ホームページを確認するなどの作業が必要です。後日キャンプ場の見つけ方、使い方を詳しく記事にする予定です。
キャンプの文化
日本と比べてアメリカではキャンプをもっと身近に感じます。キャンプしてなくても掘っ立て小屋みたいなものから立派な別荘まで「キャビン」、「レイクハウス」などと呼んで夏は家族で湖のそばで過ごした、みたいな人がたくさんいます。日本なら別荘を持っているなんて一部の上流階級のお話ですが、アメリカは国土がだだっ広くて土地が安いからアメリカンドリームでもあった「キャビン」や「レイクハウス」、またはレクリエーショナル車両(RVと呼ばれます)を持つ人が多かったのでしょう。
なので自然を身近に感じながら育った人が親になったときに、子供を連れてキャンプに出掛けたり、安く旅行したいからキャンプ場を活用しながらロードトリップしたり、退職後は夏は北部で冬は南部で長期でキャンプなんて元気なシニアもたくさんいたりでキャンプ場の需要が高いのかと思います。
アメリカのキャンプ場で知っておくべきこと
設備の整ったキャンプ場は予約しよう
水洗トイレ・シャワーがあり大きな都市から近い、ハイキングコースや遊び場、ビーチなどがある人気のキャンプ場は夏の週末は非常に競争率が高く何か月も前から予約しておかないと確保できません。
キャンプサイトの種類も色々ある
予約時にカーキャンプ、RVなら全長何フィートかなどを入力してキャンプサイトを絞り込む場合があります。一般的なのはカーキャンプですが、同じカーキャンプでも電気付き、電気・水道付き、電気なしがありカートイン、ウォークイン、ハイクイン、バックパックインなどあり。自分のニーズでどのタイプにするか選びましょう。場所によりテントを2つたてても良い場所もありますが、寝るためのテント一つとくつろぐためのスクリーンテント一つというふうに限られていることもあります。コンセントがあるキャンプサイトは人気でRVがずらりと並んでいます。RVに囲まれてテントキャンプしていて気になるのが空調の音などの騒音とRVの玄関灯による光害です。自然の中でキャンプしている雰囲気を味わいたいのであればコンセントがないキャンプサイトの方が断然空いているうえに騒音・光害が少ないです。
テントでもRVでもなくキャンプしたい方にはキャビンの選択肢がおすすめです。日本でいういわゆるバンガローで公営のキャンプ場にはいくつか設置されています。トイレは外、キッチンもついておらずベッドと暖房がある程度。毛布は自分達で持込みます。お値段は簡易のものなら80ドルほどでしょうか。
キャンプ料金
キャンプ料金は安いところで20ドルくらい、高いところなら60ドルほどです。事前に予約する場合には公営のキャンプ場はほぼ必ず予約手数料をキャンプ場使用料に加えて徴収されます。相場は7~9ドルです。予約1件ごとなので1泊でも3泊でも予約料金は同じです。州立公園やレクリエーション施設が整った公園のキャンプ場だとさらに入園料がかかることがほとんどです。運よく当日に確保できる場合はオンラインでも予約手数料は無料なことが多いです。
チェックイン、チェックアウトの時間
チェックイン、チェックアウトの時間も確認しましょう。チェックインは午後3~4時などが多いですがキャンプサイトがすでに空いていれば早く入ってもだいたいの場合OKです。チェックアウトも午後3~4時くらいですが、レクリエーション施設の整った州立公園などでは駐車だけに使うのなら別の駐車スペースに移動してあげると次の人が早く入れるので良いでしょう。
キャンプサイトにあるもの
公営のカーキャンプサイトには大きな焚火台(fire pit)とピクニックテーブルが常備されていることがほとんどです。日本のように自分の焚火台を持っていく必要はありません。私営のキャンプ場はピンキリで駐車スペースとテントを張れる場所のみの場合もあります。駐車スペースは砂利が敷き詰められており、テントはテントパッドと呼ばれるテント設置用の場所か芝生の上にはるようになっています。芝生の上に駐車するのはマナー違反です。焚火の灰は終了後はそのまま残しておいてOK。灰がすごく溜まった頃に掃除の方が来て処分してくれているようです。
キャンプ場により公共の水洗トイレ・シャワー、飲料水補充のための冷水器、水道、水洗でないトイレ(vault toiletまたはpit toilet)があります。水洗トイレ・シャワーがあるキャンプ場は人気です。カーキャンプ場なら大きなゴミ捨て場がありそこにゴミを捨てて帰れます。日本のようにゴミを持ち帰らなくてよいので便利です。新しいトイレ・シャワー施設がある場所はたまに食器洗いのシンクがトイレの建物の横にあることも。寒冷地だと氷点下になる頃の秋には水洗トイレ・シャワーは閉鎖されます(パイプが凍結するのを防ぐため)。
カーキャンプの持ち物
シェルター・寝るためのグッズ
- テント:テントの人数はぎゅっと詰めて寝れる分なので、実際の人数分より大きめのテントが快適です。車で寝るなど他に寝るスペースを作れるなら不要。初めのうちは安いのにしておいて、キャンプに慣れてきたら買い替えてもよいかと思います。
- ペグ・ハンマー:通常テントとセットになってペグは入っているかと思いますが、確認しましょう。ハンマーはなければ石で代用できます。
- 寝袋(シュラフ):一般の人はスリーシーズンタイプで十分です。暑ければジッパーを開けば調節できるので、夏用よりもスリーシーズンで肩と頭が寒くならないマミータイプをおすすめします。ダウンの方がコンパクトにまとまりますが、カーキャンプなら化繊タイプでも十分です。大きすぎると暖かさが逃げてしまうので自分にあったサイズを選びましょう。横になって寝る人はそれに対応しているキャンプ用のキルト(quilts)と呼ばれるタイプも人気です。
- 寝袋の下に敷くマット:コンセントがあるキャンプ場を利用するならエアマットレスでもよいですが、セルフインフレータブルのマットだと電気が不要なので便利。断熱機能付きでないと地面が冷たい時に寒く感じるので、エアマットレスを使う時は断熱機能付きかチェックしましょう。
- 枕:カーキャンプなら自宅の枕を持っていけば快適に寝れます。荷物を減らしたいなら布の袋にタオルや服を詰めて枕にすることもできます。
- 耳栓:テントでキャンプしていてRVに囲まれてしまったときなどは耳栓があるとRVからの空調の音などの対策になります。コヨーテやフクロウなど夜の森の音も慣れていないと気になる人もいます。
- アイマスク:同じくRVに囲まれてしまった時の光害対策、または夏のキャンプで日が早く登りすぎてしまうときにアイマスクがあれば便利です。
日本在住の方はこちらからどうぞ。テント、ペグ、ハンマー、寝袋、キルト(アウトドア布団)、マット、耳栓、アイマスク
救急・医療系の持ち物
- ファーストエイドキット(first aid kit):日本でいう救急セットです。いつもと違う環境にいると思わぬケガをすることもあり得るので必ず持っていきましょう。抗生剤入りの外用クリームも足しておくとよいでしょう。
- お薬:処方箋薬、痛み止め、いつも飲んでいるサプリ
- UV対策:日焼け止めクリーム、帽子、サングラス、UV対策の長袖など
- 虫対策グッズ:虫よけスプレー、屋外用蚊よけ、かゆみ止め、ポイズンリムーバー、チックリムーバーなど
日本在住の方はこちらからどうぞ。救急セット、抗生剤入りの外用クリーム、UV対策の長袖、虫よけスプレー、屋外用蚊よけ、ポイズンリムーバー、マダニリムーバー、かゆみ止め
照明器具
- ヘッドランプ(headlamp):手で持つタイプより頭につけて両手が空くヘッドランプがおすすめです。2つは持っていきましょう。ハイキングに行くときは万一道に迷うなどして暗くなってしまう時のために必ず携帯しましょう。ないと命に関わります。
- ランタン(lantern):テントの中や暗くなってから外でくつろぐときにランタンがあると便利です。小さいのにパワフルでマグネット付きだから車にくっつけたり、テントの上から吊るすにも便利なMoji ランタンが私のお気に入りです。充電式と乾電池と両方使えるのが便利です。
水・食べ物
- 水筒:手元に常備できるサイズのものは各自一つずつあるとよいでしょう。私が使っているNalgeneの16 ozサイズは気軽に持ち運べる小さなサイズで便利です。
- 保温・保冷機能付きのマグ:ココアやコーヒー、暑い日に冷たい飲み物を長持ちさせるのに便利。日本人には12 oz(354 ml)サイズがおすすめです。持ち手がない方が収納に便利。私のお気に入りはSunwillのマグです。
- 保温機能付きの水筒:熱く沸かしたお湯を保温機能付きの水筒に入れておけば、いちいち毎回お湯を沸かさずにお茶を入れたり、夜は湯たんぽをつくったりと便利です。
- 飲料水を入れる大きな容器:うちはアリゾナティーの大きな容器を残しておいて使っています。飲料だけでなく手を洗うときなどにも便利。
- クーラーボックス(cooler box):2人プラス2匹で2~3泊のキャンプなら30クオートサイズ(28リットル)を重宝しています。
- フォーク・スプーン、割りばしなど:キャンプ用のカトラリーセットが便利ですが、初めのうちは自宅で使用しているのを持って行ってもいいし、環境には悪いですがプラスチックの使い捨てのものでもOK。
- 食器:キャンプ用の食器か初めてのキャンプなら紙皿でもOK。
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調理器具
ベーシックな調理器具
- ライター:チャッカマン式の長いタイプが便利。
- コンロ:プロパンガスのコンロがおすすめです。日本のカセットコンロではブタンガスが一般的ですが、ブタンガスは寒い時にちゃんと火がつきません。アメリカではプロパンガスの方が一般的なようでブタンガス缶は入手しにくいという不便さも。Colemanの2口コンロが定番です。2つ同時に使ったことはほとんどないのですが、あると安心感があります。
- 燃料:プロパンガス、ブタンガスなどコンロに合わせて予備も持っていきましょう。
- 薪:キャンプ場でも購入できますが、普通のスーパー、ガソリンスタンド、ホームセンターでもDNR(Department of Natural Resource)認可の薪が売られており、キャンプ場で購入するより少し安めです。認可が必要なのは害虫が持ち込まれた薪から広がって森に壊滅的な被害を与えてしまうのを防ぐためです。
- 鍋、フライパン:キャンプ用のお鍋・フライパンセットが重ねられてよいですが、なければ自宅で使っているものを持っていけばOK。
- キャンプフォーク:ホットドッグやマシュマロを炙るのに便利。一泊ならキャンプフォークでの調理だけで済ませることもできます。
- アルミホイル:焼き芋やホイル焼きに利用。
- サランラップやジップロックバッグ:残り物やスナック、軽食の保存・持ち歩きに利用。
- 包丁:小さな調理用ナイフで十分でしょう。
- 小さなまな板:乾かすのに便利なのでフックにひっかけられるタイプのまな板が便利です。
- 作業用の手袋:革製で断熱機能付きの作業用の手袋だと鍋つかみとしても利用できます。男性用の手袋はこちら。
- 食器や鍋を洗うための容器:折り畳める容器が便利。
- 食器洗いの洗剤とスポンジ
- ごみ袋
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その他のキッチン回り品
- コーヒードリップ、フィルター:アウトドア用のコーヒードリッパーでキャンプ中も美味しいコーヒーを。私が使っているのは場所を取らず洗うのも簡単なSOTOのコーヒードリッパーです。
- 食器水切りラック:荷物に余裕があるなら水切りラックもあれば便利。
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キャンプ慣れしてきたら買い足すとよいこだわりの調理器具
- 飯盒炊爨:電気がなくても飯盒炊爨があればキャンプファイアやガスストーブでご飯が炊けます!アメリカでも入手可能ですが、日本から家族や友達が来るときに持ってきてもらっても。ご飯だけでなく他の煮炊きにも使えます。
- キャストアイロンのフライパン:キャンプファイアや炭で調理したいのであればキャストアイロンが汚れに強く便利です。ロッジのキャストアイロンのフライパンが定番です。
- ダッチオーブン:キャストアイロンのダッチオーブンがあるとキャンプ場での調理の幅がぐっと拡大し、キャンプ中の食事の質が急上昇します。キャンプでシナモンロールやローストチキンなど食の楽しみが増えます。定番はやはりロッジのダッチオーブン。初心者なら10インチ(4 quart)サイズがおすすめです。蓋を裏返せばホットプレートにもなりますよ!
日本在住の方はこちらからどうぞ。飯盒炊爨、キャストアイロンのフライパン、ダッチオーブン
快適さをアップするグッズ
ベーシックなキャンプ家具
- キャンプチェア:ピクニックテーブルとベンチはキャンプ場に通常装備されていますが、焚火の周りに座って暖をとったり、設備が整っていないキャンプ場に行くときにあると快適さが増します。折り畳むと円柱形になるキャンプチェアが車に積むときに収納しやすく便利です。マグや携帯、ライターなどを入れるポケットなどシンプルながらも機能性が高いものがおすすめ。
- キャンプテーブル:小さく軽量のキャンプテーブルが一つあるとなにかと便利。このタイプが使いやすく重宝しています。
- ドアマット:テントの出入り口にちょっとしたドアマットがあると靴を脱ぎ履きするための玄関として使えて便利で、泥がテントの中に入るのを減らすことができます。古い段ボールで代用してもOK。
- 犬を連れて行くなら犬がのんびりできる場所も作ってあげましょう。犬用にもうひとつキャンプチェアを持っていくのもありですが、うちは使い慣れている犬のベッドで古いものをキャンプ用に利用しています。秋キャンプで気温が下がる場合(45F以下)は犬用の寝袋があると上にかけた毛布が夜中にずれてしまうということがなくてよいでしょう。外でゆっくりするときにはネット式のコットベッドがあると地面に触れなくて済むので良いです。
日本在住の方はこちらからどうぞ。キャンプチェア、キャンプテーブル、犬用の寝袋、コットベッド
キャンプに慣れたころに買い足すとよいキャンプ快適グッズ
- キャンプ毛布:寒い時に寝袋の上からかけたり、キャンプチェアでくつろぐときに使用。ウールのキャンプ毛布なら燃えにくいのでキャンプファイアのそばで使うのにも安心です。
- スクリーンテント:蚊やアブ、ブユの多い地域、季節では必需品と言ってもいいかも。虫よけスプレーなどを使わずに対策できるのが魅力です。ポップアップ型が簡単で定番のブランドはCLAMテントです。
- 屋外用テーブルクロス:アメリカ人はピクニックテーブルの上にビニールのテーブルクロスをかけて使う人が多いようです。風で飛ばないようにクリップとセットになって販売されてることも。
- 屋外用エリアラグ(カーペット):RVの出入り口にエリアラグを広げている人を良く見かけます。泥や砂がRVの中に入るのを少なくし、外でくつろぐスペースを設けるのに利用しているようです。お馴染みのレジャーシートで代用してもいいし、タープでもOK。
日本在住の方はこちらからどうぞ。キャンプ毛布、スクリーンテント、屋外用テーブルクロス、レジャーシート
あると便利なキャンプグッズ
- タープ(ビニールシート)2枚:タープの1枚はテントの下、2枚目は雨が降った時の雨よけに利用。
- ロープ:洗濯物を干したり、タープを張ったり、犬が遊べるようにセットアップするのに便利。動き回る空間で使うものなので目立つ明るい色のロープがおすすめです。
- 予備のペグ:ロープとセットで使うのに予備のペグがあると便利です。タープを張るときにも便利。
- カラビナ:カラビナはいくつかあると何かと便利。私は犬のリードをロープにひっかけて犬が遊べるスペースを作るのに利用しています。ランタンを吊るすのに使ったり多目的です。
- 薪割りのオノ:アメリカの薪は太い!薪割り用のオノがあると早く火を起こすことができます。
日本在住の方はこちらからどうぞ。ブルーシート(タープ)、アウトドア用の紐、ペグ、カラビナ、オノ
洗面用具
- タオル
- 石鹸、シャンプー、コンディショナー
- ビーチサンダル:キャンプ場のシャワーを使う時に床が冷たい、気持ち悪い時に便利。
- 歯みがきセット
- ローション、モイスチャライザー
- メイクのセット
- メイク落とし
- 大きめの手鏡:トイレに行かずにメイクできます。
- トイレットペーパー:キャンプ場のトイレのトイレットペーパーが万一切れていたときのために。
- ティッシュペーパー
- ヘアドライヤー
衣類
服
- 下着:1日分は予備があると濡れたときなどに便利。
- 靴下:少し寒くなるようならウールのソックスがおすすめ。一つ予備を入れておきましょう。
- ハイキングパンツ
- 速乾性のトップ
- パジャマになる服上下:夜中にトイレに行くのを想定してパジャマとなる服を決めましょう。
- シャツ
- フリースやセーター
- 上着
靴
- キャンプ場で簡単に履ける靴:スリップオンタイプやスニーカー。砂の入らないつま先が空いていないタイプがおすすめ。
- ハイキングシューズ:舗装されていない道をハイキングする予定の場合。
- ウォーターシューズ:水遊びする予定の場合。
日本在住の方はこちらからどうぞ。スリップオンタイプのキャンプシューズ
天候対策
雨具
- レインジャケット、レインパンツ:レインパンツもあれば小雨が降ってもキャンプが楽しめます。
- 傘:トイレなどに行くときに便利。
防寒具
- 暖かい帽子:夜に気温が下がると寝袋から出ている頭から熱が逃げるので毛糸の帽子は一つ持っていきましょう。
- 手袋
- ネックゲーター:何か首に巻ける暖かいものを持っていきましょう。定番はBuffのネックゲーターです。
- 暖かい上着:防風・防水機能付きならなお良し。
- レギンスなど重ね着できるもの
- 湯たんぽ:ソフトタイプの湯たんぽが快適ですが、Nalgeneの水筒にぬるま湯を入れても使えます。低温やけどしないようにぬるま湯にしてくださいね。
日本在住の方はこちらからどうぞ。ネックゲーター、ソフトタイプの湯たんぽ
アメリカではハンティング(狩猟)をスポーツとして楽しむ人が多く、春や秋の狩猟シーズンにハンティングが行われている森のハイキングコースに行く場合は安全のために目立つ色を頭または上着に身に付けましょう。蛍光オレンジ、蛍光ピンクの帽子が推奨されています。
テクノロジー系
- 携帯電話の充電器
- その他のグッズの充電器
- ポータブル充電器:モバイルバッテリーがあれば携帯の充電も心配せずにすみます。
- 普段使っているエアポッドやヘッドセット
日本在住の方はこちらからどうぞ。モバイルバッテリー
緊急事態グッズ
- ホイッスル:ハイキング中にケガをして動けないときに、叫ぶよりホイッスルを吹くのが体力を使いません。一生使う機会がないにこしたことありませんが、小さくて何年も使えるのでハイキング時一つ手元にあると安心。アウトドア系のデイパックなら胸元のクリップにホイッスル機能が付いていることもあるので、確認してみましょう。
- 緊急用ブランケット:万一、外で動けなくなった時に緊急用ブランケットもあると安心です。寒さだけでなく日照による暑さを跳ね返すのにも使えます。
日本在住の方はこちらからどうぞ。ホイッスル、緊急用アルミブランケット
キャンプ用品の入手
キャンプ用品が買えるお店はたくさんあります。
全くの初心者や短期の旅行者ならレンタルが便利
キャンプ用品はお値段が高めです。キャンプを今後していくかどうかわからない、まったくの初心者でどんなものを使いたいかわからない、という場合はレンタルがおすすめです。お友達でキャンプ好きの人がいたら週末だけ貸してもらって試すのが良いでしょう。飛行機で到着して数日程度のキャンプをする場合もレンタルがおすすめ。レンタルはアウトドア用品の大手であるREIですることができますが、地元のアウドドア用品店(Outfitter)のお店でもレンタルサービスはあるかも。
購入するなら地元のお店が便利
地元のアウドドア用品店やREI、Sierra Trading Post、Cabela’sで実際に見て購入するのもよいでしょう。Amazonでも色々買えるので良ければ上のリンクを利用してください。とりあえず安くて間に合わせたいならウォールマートでも寝袋が売っています。キャンプで使う食器などもウォールマートやターゲットで買ってもいいでしょう。
まとめ
慣れないキャンプはわからないことだらけ。しかもアメリカでのキャンプは初めてとなると不安もいっぱいかもしれません。けれどもこの記事でまとめておいた程度の情報を知っていれば怖くありません。アメリカのキャンプ場の予約・確保の仕方も今後詳しく記事にする予定なので、ぜひブログ更新お知らせメールの登録もご検討ください。
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