ミネアポリス観光エリア8選と3日観光モデルコース。車なしでも観光可!【ローカルが語る】

ミネアポリス観光のおすすめを教えて!できれば3泊4日とかのモデルコースも教えてほしい。レンタカーせずに観光は可能?

ミネアポリスは観光スポット多数の魅力な都市で公共の交通機関もアメリカの都市としてはかなり発達しているので、車なしでの観光も可能です。3泊4日あればメインの見どころはかなり見て周ることができます!

目次

ミネアポリスとは

ミネアポリスはミネソタ州の南部にあるミネソタ州で一番大きな都市です。州都であるお隣のセントポール市と合わせてツインシティ都市圏です。中西部ではシカゴ都市圏に次ぐ大きな都市と言われています。地方都市ですがそれなりにしっかりしたサイズでツインシティは田舎といった感じではありません。

気候

ミネソタ州は冬が厳しく極寒の体験をしたい、ウィンタースポーツをするのでなければ冬は観光にはあまり適していません。一番寒いのは1月。マイナス10℃くらいが普通で、時折マイナス20℃程度の寒波が1~3回くらい冬の間に襲い掛かってきます。詳しくはWeather Sparkでご確認ください。

冬は長く11月から4月までくらい。内陸なので夏はしっかり暑く30℃くらいの日が何日もあります。ここ数年は熱波がやってきて猛暑日が1週間くらい続くといったこともあります。快適な日が多いのは5月、8月下旬~10月中旬くらいです。

暖かい時期にアウトドアをするなら夏の初めよりも8、9月がおすすめです。水が豊富で寒さが厳しい場所は春がすぎ夏になると一斉に蚊が発生します。個人的な体験ですが一番蚊が多いのが6月のように感じます。

ライフクオリティ

ミネアポリスは活発なアートシーン、質の高いレストラン、グリーンスペースへのアクセスの良さ、自転車へのフレンドリーさなどで住みやすい都市の上位にランキングされています。ミネアポリスは多数の湖やミシシッピ川など水をうまく取り入れた都市計画がされています。すべての市民が気軽に公園に歩いていけるようにとグリーンスペースが配置されています。他の都市では湖の周りは私有地となっていることが多く、一般市民が楽しむことができないことが多いですが、ミネアポリスは湖や川の周りには必ず遊歩道や公園が整備されているのです。さらに自転車道のクオリティでは常に全米1~2位にランキングしていて、サイクリングをより安全に楽しむことができます。

ミネアポリス・セントポール国際空港(MSP)もあり全米の多くの都市から直行便が乗り入れているので他の都市へのアクセスも良く、旅行しやすいのも特徴です。

ミネアポリスへの行き方

飛行機

ミネアポリス・セントポール国際空港(MSP)はデルタ航空の主要空港の一つであり、デルタ便が数多く乗入れています。日本からは羽田空港から直行便があるのでとても便利!韓国のインチョン空港からも直行便があります。アメリカ国内からはほとんどの州から直行便が乗り入れる大きな空港となっています。

ミネアポリスは他の大都市から離れているのが少し難点です。最寄りの大都市はミルウォーキーやシカゴですが、車で6~7時間離れています。ミネアポリスを含むロードトリップならミネアポリス~マウントラシュモアとバッドランズ国立公園~イエローストーン国立公園がおすすめです。

電車

アメリカのJR的存在であるアムトラックの路線はシカゴ~シアトルまたはシカゴ~ポートランドを結ぶエンパイアビルダー号(Empire Builder)のみです。ミネソタのユニオン駅はセントポール市のダウンタウンに位置しています。

移動手段

ミネアポリスは同サイズの都市と比べても公共の交通機関が発達しています。ライトレールはブルーとグリーンの2路線、バスは各エリアを網羅しています。空港からライトレールでダウンタウンまでつながっているので、便利ですが夜遅くのライトレールの利用はおすすめしません。クレジットカードでの直接決済はできないので、チケットを購入するかメトロトランジットのICカードやアプリを利用しましょう。ダウンタウンの中心地のみのバスでの移動は無料、ダウンタウンエリア内でのバス・ライトレールの運賃は50セントです。1日券も4~5ドルととても良心的なお値段です。

公共の交通機関でもかなり観光できますが、ポイントでレンタサイクルやキックボード、ライドシェアを利用すると効率よく周ることができます。天気が良いならぜひ自転車をレンタルして素晴らしい自転車道を体験してほしいところです。

空港からの交通手段はライトレール(ブルー)が空港とダウンタウンを結んでいるので非常に便利です。夜に到着の場合はライドシェアをおすすめします。

ミネアポリスの交通機関はメトロトランジット(Metrotransit)です。支払い方法は現金、駅の券売機なら現金またはクレジットカード、メトロトランジットのアプリ、GoToカード(ICカード)です。乗換は2時間半まで何度でも無料ととても便利です。

3日間、ミネアポリスモデルコース

1日目 ミネアポリス観光の王道を攻める

  • 朝早くから行動したい方はスカルプチャーガーデンなら朝6時からオープンしています。数ある湖やミシシッピ川沿いの道を散歩するのも良いでしょう。
  • ダウンタウンの辺りに宿泊しているならHell’s Kitchenで朝食を。レモンリコッタホットケーキがおすすめです。
  • 好みによりミネアポリス美術館またはウォーカーアートセンターを観光。スカルプチャーガーデンをこのタイミングで観光すると動線が良いです。
  • ミルディストリクトへ移動し、ミルシティ博物館を観光。その後ストーンアーチ橋を観光。この辺りはレストランも多いので夕方になるようなタイミングにすると夕食をとりやすいです。
  • 初日の到着が遅めの時間帯の方はストーンアーチ橋のエリアを散歩したのち、その辺りかウェアハウスディストリクトでディナーを食べるとよいでしょう。

2日目 買い物目当てならモール・オブ・アメリカかアウトレットモールへ

  • 屋内型のショッピングモールではアメリカ最大と言われているモール・オブ・アメリカにてお買い物を。靴を含む洋服には消費税がかからないので他州から訪ねているならぜひ買い物をしておきましょう。モール・オブ・アメリカには代表的なブランドならほぼ入店しています。残念ながらユニクロや無印良品はありません。
  • いくつもあるアウトレットモールにてブランド品を安く購入するのもありです。ミネアポリスから一番近いのはツインシティ・プレミアムアウトレットモールです。ライドシェアで気軽に行ける距離です。
  • お買い物でたくさん歩いたので、夜は数あるシアターやファーストアベニューなどのコンサートホールでのパフォーマンスを鑑賞またはスポーツ観戦

3日目 ミネアポリスといえば水!湖や滝を散歩しましょう。

  • 湖をお散歩。一番にぎわっているのはブデマカスカ湖ですが、お屋敷ウォッチングのできるアイル湖もおすすめです。アイル湖は小さく散歩時間を短縮できます。湖はあちこちにあるので便利な湖を選んで散歩するとよいと思います。暑い日なら湖ではなくミネハハ川(Minnehaha Creek)沿いの道を歩くと木陰が多いです。ミシシッピ川沿いにも道が整備されています。リバーロードを歩くか、どこかで階段または坂道を降りて本当に川の間近の散歩道を歩くのもありです。
  • ミネハハ滝を観光しシーソルトでランチ。
  • 午後はオープンブックやスエーデン美術館、ロシア美術館などニッチ系の小さなミュージアムはいかがでしょうか。車があるなら少しだけ遠出しプリンスのミュージアムとなっているペイズリーパークミネソタ動物園、お隣のセントポール市のコモ動物園と温室ベルミュージアムなどもおすすめです。

ミネアポリスの観光名所

まずはミネアポリス市のホームページからダウンロードできるわかりやすいダウンタウンと周辺のマップをダウンロードしておおまかなエリアのレイアウトを把握すると便利です。

ミネアポリス市のホームページからダウンロードできるマップ

1.ミルディストリクトとセントアンソニーメイン(Mill DistrictとSt. Anthony Maine)

ミネアポリスで一番歴史ある場所がストーンアーチ橋周辺、ミルシティ博物館の辺りです。ミルシティとは製粉の市という意味で、ミネアポリスがミシシッピ川にあるセントアンソニー滝の水力を利用して製粉工業が栄えたことから始まったことが名前の由来です。昔はミシシッピ川から直接水運で運搬できるように製粉工場の地下はトンネルでミシシッピ川とつながっていました。汽車の発達により水運の必要がなくなり、この地域は衰退し廃墟となっていましたが、リバーフロントとして再開発されて美しくよみがえり、ミネアポリスで一番の人気スポットとなっています。

Guthrie Theaterからのミシシッピ川の眺め

ストーンアーチ橋(Stone Arch Bridge)★★★

1883年に完成したストーンアーチ橋は名前の通り石橋で橋の下の美しいアーチが連なるデザインが特徴です。元々は汽車専用の橋でしたが、航空産業の発達により蒸気機関車での移動が衰退して使われなくなり、現在は歩行者・自転車専用となっています。現在、修復工事中で残念ながら橋の途中までしか歩いていくことができません。写真映えするのは川より北東側から橋とダウンタウンを見渡せるスポットです。

ミルシティ博物館(Mill City Museum)★★★

ミルシティ博物館は廃墟となっていた製粉工場の建物をおしゃれに改装し博物館としてオープンしました。かつてここは世界最大の製粉工場でしたが、空中に舞う小麦粉に引火、大爆発するという惨事がおこり、その後再建された工場もやがては火事で損失したという歴史があります。そんな歴史を学びながら、当時の製粉工場の労働者の様子やお子様向けの触って学ぶコーナーなどがありとても人気のミュージアムとなっています。ミシシッピ川にかかるストーンアーチ橋を見渡すことができ、立地が最高、実際の製粉工場の廃墟を利用と歴史も感じられるのでミネアポリスで必見のミュージアムです。夏の週末にはファーマーズマーケットが開催されています!

ガスリーシアター(Guthrie Theater)★★

ガスリーシアターはミネアポリスで一番大きなシアターです。パフォーマンスを見る予定がなくても建物内に公共のスペースがあり中に入ることができます。ガスリーの黄色いガラスの窓から見る景色の写真を撮るのが人気です。もちろんミネアポリスで一番のシアターだけあり、パフォーマンスも演出が立派なので時間があるならぜひどうぞ。

オープンブックとブックアートセンター(Open Book& Minnesota Center for Book Art )★★

オープンブックとは本を題材にした小さなアートミュージアムであるブックアートセンターや物書きの人達のコミュニティをサポートするロフト文学センター(The Loft Literacy Center)、駆け出しの作者を応援する出版社ミルクウィードエディション(Millkweed Edition)、コーヒーショップがあるセンターです。大きなミュージアムは疲れる方や本好きの方には特におすすめです。

ニコレットアイランド(Nicollet Island)★

ミシシッピ川にあるニコレットアイランドは中州の島。川沿いのハイキングコースがあり、都会の喧騒を忘れることができます。またミネアポリスが大阪府茨木市と姉妹都市であることから、茨木市から送られた鐘のアーチがニコレットアイランドインにはあります。1893年建築の建物のニコレットアイランドインというブティークホテルはとてもかわいらしく、イベントや結婚式場となっていいます。ロマンチックな雰囲気のレストランもあり、デートや女子会にもおすすめです。

グレインベルトのサイン(Grain Belt Sign)★

ダウンタウン側からヘネピン通り橋を渡る際に橋の左側グレインベルトビール(穀物地帯ビールという意味)のサインを見ることができます。穀物地帯であるミネアポリスで生産されたビールのサインは夜にはライトアップされ、ヘネピン通り橋と合わせてミネアポリスの象徴的な存在となっています。

セントアンソニーメイン ★★

セントアンソニーメイン(St. Anthony Maine)はストーンアーチ橋の北東側、ダウンタウンとは反対のエリアでかわいいレストランが点在しています。ここからダウンタウンをミシシッピ川を手前に眺めることができます。歴史を感じさせるレンガの道やおしゃれなレストラン、ギャラリー、マンションがあり散歩には最適です。

2.ダウンタウン

ダウンタウンはコロナ以来活気が今一つ戻ってきていませんが、それでも素敵なレストランやオーケストラ、シアター、バーなどがあり訪れる価値はあります。

スカイウェイ(Skyway)★ 

ミネアポリスのダウンタウンの建物はスカイウェイと呼ばれる渡り廊下でつながっています。ところどころに表示のあるスカイウェイのマップを見ながら歩いてみましょう。悪天候の日の散歩には最適です。スカイウェイは平日に行くのがおすすめ。ダウンタウンで働く人が顧客層なので、土日祝はスカイウェイのお店はほとんど開いていません。有名なビルはIDSセンターや歴史あるフォシェータワー(Foshay Tower)です。フォシェータワーは上階に展望台とミュージアムがあり毎日オープンしています。

ファーストアベニュー(First Avenue)★★

ファーストアベニューはミネアポリスで最も有名なロックライブミュージックホール。元々は長距離バスのグレーハウンドのバスターミナルの建物だったというのだから驚きです。現在は全く庶民のイメージしかないグレーハウンドですが、当初のバスターミナルはシャンデリアなどが施されとても美しかったそうです。このライブホールが有名な理由はミネソタが誇るプリンスが駆け出しのころに頻繁にパフォーマンスを行い、代表作であるパープルレインが録音された場所です。黒壁に白星が塗られた象徴的な外壁の前で写真を撮るのが人気です。

オーフィウムシアター(Orpheum Theater)★★

90年の歴史を誇るオーフィウムシアターではブロードウェイのショーなど数多くのパフォーマンスが行われます。壮麗な内装がとても雰囲気があり、場所もレストランやナイトライフが多い場所なので便利です。

ミネソタオーケストラ(Minnesota Orchestra)★

クラシック音楽好きならミネソタオーケストラへどうぞ。ダウンタウンのど真ん中に位置しており、周囲にはレストランも多数あります。

ダウンタウンのプロスポーツ ★★

アメフトならUSバンクスタジアムバスケットボールならターゲットセンターでメンズならティンバーウルブズ、ウィメンズならリンクスです。USバンクスタジアムはライトレールの駅前にあるので便利ですが、ターゲットセンターも駅から徒歩、またはバスで行くことができます。お隣のセントポールには最近できたウィメンズホッケー(ミネソタ)、メンズホッケー(ワイルズ)、マイナーリーグのセインツなど。プロスポーツではなくミネソタ大学のスポーツ観戦も学生たちのエネルギーが楽しいです。

3.ノースループまたはウェアハウスディストリクト

ターゲットフィールド ★★★

ミネアポリスには数々のプロスポーツが存在していますが、観光目的の観戦ならターゲットフィールドでツインズのゲームを見ることをお勧めします。ターゲットフィールドの魅力はウェアハウス地区にあるという絶好のロケーションだけでなく、屋外スタジアムからダウンタウンを眺めながら観戦することができるから。ウェアハウス地区にあるレストランが出店しており、野球スタジアムなのにハイクオリティな食事もできますよ!バックパックなど大きな荷物の持込は不可で、お買い物バッグなどシンプルなバッグ(中がいくつものセクションに分かれているのものは不可)のみ持込可。ライトレールの終点、始発駅のターゲットフィールド駅の目の前です。

ノースループまたはウェアハウスディストリクトで食事 ★★

ウェアハウスディストリクトは別名ノースループとも呼ばれるエリアで以前は倉庫として使われていた古いレンガ造りの建物を改装した洗練されたイメージのレストランがたくさんあります。ここには料理界のアカデミー賞と呼ばれる賞にノミネートまたは受賞したレストランが複数あり、ちょっと贅沢な気持ちを味わうには最適です。おすすめは料理界のアカデミー賞を受賞のYoung Joniや長年安定した人気のSpoon & Stable、これまた料理界のアカデミー賞受賞のシェフのBar La Grassaや和食とイタリアンを融合したSanjusanなど。他のレストランもとても質がいいので予算や気分に合わせて選んでも味は間違いないと思いますよ。

4.ローリングパークエリア

スカルプチャーガーデン(Sculpture Garden)★★★

スカルプチャーガーデンはウォーカーアートセンターの屋外にあり、無料で入園することができます。ミネアポリスで一番有名なスプーンにチェリーが乗ったアートを見ることができます。ブランコになっているアートなど乗って楽しむものや、鏡のアートで色んなポーズをして楽しむこともできるので、お子様連れにもおすすめです。

ウォーカーアートセンター(Walker Art Center)★★

ウォーカーアートセンターはモダンアートが好きな方におすすめです。毎週木曜日5時以降、毎月第1土曜日は無料で入場することができます!併設するスカルプチャーガーデンは毎日、早朝から夜までオープンしていますが、ウォーカーアートセンターは水~日のみオープンしています。

ミネアポリス美術館(Minneapolis Institute of Art)★★★

ミネアポリス美術館は略してMIA(ミアと読む)と呼ばれています。近代美術もありますが、クラシックなアートも多数。古代ローマ時代の彫像やアジアの美術品、ネイティブアメリカンのアートも充実しています。京都から取り寄せたという茶室も展示されています。ボランティアによりガイドも定期的に行われているので、時間が合うならそれを利用すると色々学べて楽しいです。なんと心霊スポットでもあります。入園料はいつでも無料!寄付は受付けています。

5.ミネソタ大学

ワイズマンミュージアム (Wiseman Art Museum)★★

ミネソタ大学のキャンパスはミシシッピ川で東岸、西岸に分かれています。東岸にはワイズマンミュージアムというモダンアート美術館があり無料で入場することができます。こじんまりしているので疲れすぎないのが良いです。いかにもアメリカらしい広々としたキャンパス感が楽しめるのは東岸のモールと呼ばれる芝生エリアです。天気が良い日は昼寝やフリスビーを楽しむ学生たちの姿も。

ノースロップ (Northrop)★★

モールの一番奥にある歴史ある建物がノースロップでシアターとなっておりダンスやお芝居のパフォーマンスが行われています。ミネソタ大学内という立地を生かし、興味深い内容のトークイベントもよく開催されています。

ベルミュージアム ★★ 

ミネソタ大学のキャンパスはミネアポリスキャンパスとお隣のセントポールキャンパスに分かれており、誰もが利用できる大学内を走る無料のキャンパスコネクターで行き来することができます。セントポールキャンパスは農学部や獣医学部などがあり、ミネアポリスキャンパスとは雰囲気が異なり、ゆったりとした感じです。ハチの研究をするビーラボがありミネソタの大草原に原生するお花がたくさん植わっており、6~7月に開花しています。セントポールキャンパスにあるベルミュージアムは地質学博物館で、自然のことを学べるイベントが行われることが多いので、お子様連れには特におすすめです。プラネタリウムもありますよ!館外のお庭には大草原のお花が咲き乱れており、お花好きには特におすすめです。

ディンキータウン(Dinkytown)★

大学生が集る場所がディンキータウンです。ここにはナイトライフだけでなく各国料理のレストランが集まっています。中でも最近人気が高いのが韓国料理のKBOP Korean Bistro。台湾料理のお鍋が美味しいのはTasty Pot、地中海料理ならWally’s、朝ご飯なら歴史あるAl’s Breakfastがおすすめです。

6.アップタウン

アップタウンはかつてはレストランやバー、数々のアパレルショップやアップルストアもあり活気があったのですが、コロナ以来活気が減り多くのショップが閉店してしまいました。それでも新しいレストランがオープンして少しずつ元気を取り戻しています。アップタウンへのアクセスはバスまたは車です。自転車専用道路であるグリーンウェイが通っているので、自転車やキックボードで来るのも便利です。

ブデマカスカ湖(Lake Bde Maka Ska)★★★

ブデマカスカ湖は何年か前までカフーン湖と呼ばれていました。古いトラベルガイドやマップにはカフーン湖と表示されています。ミネアポリスのセントラルパーク的な存在です。アップタウンから近いこと、アップタウンには若者が多く住んでいることからかエネルギッシュな雰囲気をいつも感じます。ビーチやカヌーのレンタルもあり。ピープルウォッチングにおすすめです。

アイル湖(Lake of the Isles)★★

ブデマカスカ湖とつながっているアイル湖はブデマカスカ湖よりずっと静か。湖も小さいので簡単に1周散歩することができます。私がアイル湖を歩く時の楽しみはお屋敷ウォッチングです。この辺りはケンウッドと呼ばれる地区でけた違いのお金持ちの方々が住んでいる場所なのです。アイル湖の近くにはIsles Bun and Coffeeというシナモンロールが有名なパン屋さんがあるので立ち寄ってみましょう。私のお気に入りはミニサイズのシナモンロールであるパピーテール(子犬のしっぽという意味)です。アイル湖には遊泳のためのビーチはありません。

ハリエット湖(Lake Harriet)★★

チェーンオブレイクスの一番南側にあるのがハリエット湖。住宅街の中にある湖なので家族で散歩している方々をよく見かけます。この辺りはミネアポリスのサウスウェスト、リンデンヒルというセレブな地区になり、人気のTiliaTenantといった高級レストランが点在しています。日本の家族や友人にも好評だったBrasaもおすすめです。公共の交通機関でのアクセスはバスとなります。遊泳のためのビーチやバラ園もあり特にバラの季節(6月頃)に訪ねるならおすすめです。

7.ミネハハ滝エリア

ミネハハ滝エリアにはライトレールのブルーラインで行くことができるのでとても便利です。最寄りの駅は50番通り・ミネハハ(50th Street/Minnehaha)です。

ミネハハ滝(Minnehaha Falls)★★★

ミネハハ滝はミネアポリスの中でもマイナスイオンがたっぷり出ている場所で、エネルギーをもらえるような気がします。小ぶりなものの、美しい滝で周辺にはお散歩・自転車コースが整備されています。冬に訪れると凍った滝を見ることができます。なによりライトレールで訪れることができるのが便利です。この滝の目の前には屋外座席が充実したシーソルトというシーフードの人気レストランがあります。私のお気に入りはフィッシュ&チップスです。

ミネハハ公園レンタサイクル ★

ミネハハ滝の目の前にレンタサイクルがあります。グループで乗れる4人乗りのレンタサイクルがあり、子供も大人も楽しむことができファミリーには特におすすめです。

コールドスプリング(Cold Spring)★★ 

ミネハハ滝からミネハハ川という小川にかかる橋を渡り、ミネハハドッグパーク方面近くに、コールドスプリング(Cold Spring)という湧水泉のハイキングコースがあります。ネイティブアメリカンの方々の神聖な泉で、その周辺はミネソタを覆っていた大草原の草花が植わっており夏はとても美しいです。草花が好きな方には特におすすめです。

8.モールで買い物

モール・オブ・アメリカ(Mall of America)★★★

ミネソタには全米最大のショッピングモールであるモール・オブ・アメリカがあります。空港からライトレールで行くことができ、ホテルも併設されているのでとても便利です。ミネソタは洋服・靴には消費税がかからないので、存分にお買い物を楽しむのには最適の場所です。ただ音が響きうるさいので、嫌いな方もいるかも。車で行く場合は駐車場のセクションには州の名前がつけられています(例:ハワイ)。どこに停めたのか覚えておかないと車を見つけられなくなるので気を付けてくださいね。

ツインシティ・プレミアムアウトレット(Twin Cities Premium Outlets)★★

ブランド品をより安い価格で購入したいならミネアポリスからすぐ近くのツインシティ・プレミアムアウトレットがおすすめです。コーチやナイキなど多数のブランドが出店しています。ここのフードコート内にあるCielito Lindoというメキシコ料理屋さんでタコスを食べたのですが、熱々でとても美味しかったので昼食はここがおすすめです。アクセスは車のみ。ミネアポリスからとても近いのでライドシェアでも行きやすいです。

まとめ

ミネアポリスを訪れた人の多くはその魅力に驚くことが多いです。活発なアートシーンや湖や川を取り入れた緑豊かな都市設計、歴史地区の美しさ、質の高い食文化や意外に発達している公共の交通機関など観光には実はとても適している都市なので、ぜひ一度訪れてください。

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この記事を書いた人

ミネアポリス在住。アメリカの大自然や多文化に魅了された旅ブロガー。アウトドア系の旅行が特に好きで一人旅も多い。ちょっと怖がりなのでそれを克服する動機としてブログ開設。小心者の視点からのブログで同じような性格の女性にもアメリカ旅行を身近にしていきたいと願っている。

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