サンフランシスコ観光に便利な宿泊エリアはどこ?公共の交通機関を利用するならどのエリアに宿泊すべき?気になる治安も教えてほしい!
サンフランシスコは車がないほうが身軽に観光できるので、交通の便が良いエリアを選ぶことで効率よく楽しめます。一番おすすめはエンバーカデロ駅周辺ですが、ユニオンスクエアも便利。観光のスタイルに合わせて選べるよう各エリアのメリット・デメリットをまとめて紹介します。
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サンフランシスコの定番スポットを巡る1日モデルコース
サンフランシスコの魅力
サンフランシスコは日本から直行便があり、サンフランシスコだけでなくその近郊にも素晴らしい観光名所が多数で大人気の観光都市です。サンフランシスコ市内の観光は公共の交通機関が便利。車なしで行動するなら宿泊エリアを賢く選ぶ必要があります。また場所によっては治安があまりよくないエリアもあるので、この記事では観光に便利で治安も悪くないエリアを紹介していきます。
車なしサンフランシスコ観光で知っておきたい交通事情
空港とダウンタウンをつなぐ交通機関はBART
空港からの交通手段は公共の交通機関であるBART(Bay Area Rapid Transit)と呼ばれる電車が便利です。サンフランシスコ郊外とダウンタウン、空港をつなぐ交通網です。空港からサンフランシスコのダウンタウン、パウエル通り駅まで約40分です。10分間隔で運行しているようです。オークランド国際空港からサンフランシスコのダウンタウンへ行くには空港からBARTに乗りColiseum駅でサンフランシスコ行き(SF/Daly City方面)のBARTの路線に乗り換える必要があります。料金は12ドルです。
サンフランシスコ国際空港からサンフランシスコダウンタウンへUberやLyftなどのライドシェアを利用すると45ドルほど、オークランド国際空港空港からサンフランシスコへは約55ドルです。チップも忘れずに加算しましょう。
サンフランシスコ市内での公共交通機関
サンフランシスコ市内の観光にはいくつも公共の交通機関の選択肢があります。車なしでの観光には宿泊場所は簡単に公共の交通機関を利用でき、かつ治安が悪くないエリアを選ぶのが大切です。公共の交通機関を利用してしっかり観光するなら1日乗り放題のビジターパスポートがおすすめです。1日14ドルでケーブルカーも含めて乗り放題です。
- ケーブルカー
- ストリートカー(市電)
- 市バス
- 無料のプレジディオGOシャトル
ケーブルカー、ストリートカー、バスを利用しての観光は下記のブログで詳しく解説しています。

ライドシェアとタクシー
公共の交通機関を重点的に利用しつつ待ち時間が長い場合や、少し不便な場所に行く場合はライドシェアを利用するのが便利です。サンフランシスコのライドシェアは以下の通りです。
- 無人タクシーWaymo:他の都市ではまだないサービスなので、ぜひ利用してみましょう。空港はサービスエリア外です。
- Uber
- Lyft
- タクシー:便利なアプリもありタクシー業界も頑張っているようです。タクシー乗り場が市内に多くあるので、タクシーを見かけたなら待ち時間なく乗れるのも魅力です。

Waymoはセンサーが全方向についていて、散歩中のペットを含め周りのものすべてを感知して運転を調節していたので、とても安心して乗車することができました!私はゴールデンゲートブリッジからの帰りに利用しました。




サンフランシスコ観光に便利な宿泊エリア




1.ファイナンシャル・ディストリクト、フェリービル周辺 ★★★
エンバーカデロというエリアはベイブリッジからフィッシャーマンズワーフ間のウォーターフロントを指しますが、フェリービルの近くのエリアが交通の便がとにかく便利。このエリアには複数のホテルがあり、BARTの駅(エンバーカデロ駅)ケーブルカーの駅、歴史的なストリートカー(F)の駅、市バス、さらにはアムトラックの連絡バスの乗降スポットもあり、公共の交通機関を利用しての観光には最適のエリアです。ストリートカーで簡単にフィッシャーマンズワーフなどの観光名所に向かうことができ、フェリービルへも徒歩圏内です。
- とにかく公共の交通機関利用に便利
- フェリービルが目の前で食事にも便利
- 質の高いホテルが複数
- ホテルの値段が高め



このエリアに宿泊しましたがアムトラックで到着し、徒歩でホテルへ向かい、帰りはBARTで空港までと楽々でした!
ハイアットリージェンシー・サンフランシスコ $$$$
4つ星クラスのハイアットリージェンシー(Hyatt Regency San Francisco)はフェリービルの目の前に位置していて、BART、ストリートカーの駅が徒歩数分のところにあり、さらにプレジディオへのシャトルバスもとまるのでとにかく便利。フェリービルがすぐそばなので、食事にはことをかきません。朝食は有料ですが、軽く済ませたいならスターバックスもすぐそばです。お部屋によりフェリービルと海が見えます。



このホテルは昔の映画タワー・インフェルノの撮影に使われた大きな吹き抜けやくつろげるスペースがロビーに設けられていて快適でした。スタッフも感じがよく、リピートしたいと思いました。
ワン・ホテル $$$$
5つ星クラスのワン・ホテル(One Hotel)はフェリービルの目の前でハイアットリージェンシーと同じく、とにかく便利な場所に位置しています。ラグジュアリー系ですがエコに力を入れているホテルです。ベイブリッジを眺めることができるお部屋があり。お値段が高いのが少し難点です。
ハーバーコート $$$
3つ星クラスのハーバーコート・ホテル(Harbor Court Hotel)はエンバーカデロ駅、フェリービル付近ではお値段が少し安めのお値打ちホテルです。ベイブリッジが見えるお部屋もあり、朝食もついているのでお得感があります。
2.ユニオンスクエア ★★★
サンフランシスコのダウンタウンの中心地ともいえるユニオンスクエアには多数のホテルチェーンが参入しており、選択肢がとても多いのが特徴です。一般的に治安が悪いといわれるテンダーロインに隣接し、道に迷って入り込まないよう注意が必要になります。どの大都市にもあるお店が多く出店しているので、あまりローカルな雰囲気や歴史を感じることはできませんが、中心地でありチャイナタウンなどの観光にも便利です。マーケット通りの近くのホテルにするとBARTやMUNIもとても便利です。
- ホテルの選択肢が多い
- チャイナタウンから近い
- レストランが多く食事に便利
- 交通の便が良い(BARTの駅も近い)
- 場所によりあまり雰囲気が良くない
- 歴史や文化を感じることができない
日航ホテル $$$$
日航ホテル(Hotel Nikko San Francisco)は4つ星クラスの人気ホテルです。ワンちゃんを連れての宿泊もでき、屋内プールもついています。清掃が行き届いていてサービスも気持ちが良いとの評判です。パウエル駅から近くとても便利な立地ですが、ここから西へ向かうとテンダーロインというエリアになるのでそこだけ注意してください。朝食は有料です。
オーチャードホテル $$$
オーチャードホテル(Orchard Hotel)はユニオンスクエアと観光にはとても便利。わりと新しいホテルで口コミがとても良いです。朝食のサービスはありません。
シチズンM $$$
シチズンM (citizenM San Francisco Union Square)は新しくてハイテク、BARTのパウエル駅から近く便利ですが、お部屋がとても小さく日本のビジネスホテル的なサイズです。一人での宿泊には問題ないと思います。新しくて立地が良いのでこのお値段設定なのでしょうが、お部屋・シンクのサイズが小さいので割高だと少し感じます。
ゴールデンゲートホテル $$
3つ星クラスのゴールデンゲートホテル(Golden Gate Hotel)は予算を抑えたいけれども便利さを求める方に特におすすめです。パウエル駅までは徒歩13分ほどかかりますが、ケーブルカーに乗って向かうこともできます。ブティークホテルならではのかわいらしい内装で、小さいものの清潔に保たれています。簡単な朝ごはんがついているので節約にもなります。人懐こい猫がいるらしいので、猫好きの方には特におすすめです。
3.フィッシャーマンズワーフ ★★
フィッシャーマンズワーフのあたりはメインの観光スポットが集中しているので観光にはとても便利です。観光客が多いエリアなのでレストランなどは観光客向けが多くなります。BARTからは少し離れているので、空港からの行き来にはBARTを降りてからストリートカーやライドシェア、タクシーへの乗り継ぎが必要になります。
- メイン観光スポットを訪ねるのに便利
- ホテルのお値段が少し安くなる
- 空港からの行き来が少し不便
- 観光客向けのお店が多く、ローカルな雰囲気が減る
アーゴノートホテル $$$
アーゴノートホテル(Argonaut Hotel)はフィッシャーマンズワーフ近くのマリーナという観光に便利な立地。お部屋により窓からマリーナを眺めることができます。朝食のサービスはありません。
ホリデーイン・エクスプレス・フィッシャーマンズワーフ $$$
フィッシャーマンズワーフにある3つ星クラスのホリデーイン・エクスプレスは朝ごはんもついていて家族にもうれしいホテルチェーンです。レビューもとても良好です。お部屋のサイズもそこそこ広く快適です。



ホリデーイン・エクスプレスはどこの都市に行っても安心のチェーン。朝ごはんがついているのがうれしいです!
ホステルインターナショナル $
フィッシャーマンズワーフ近くの公園内にホステルインターナショナル(HI San Francisco Fisherman’s Wharf Hostel)があります。お部屋はドミトリースタイル。とにかく宿泊費を下げて旅行の他のことに予算を割きたい方にはおすすめです。
4.マリナ・ディストリクト ★
マリナ・ディストリクトにはフィッシャーマンズワーフとプレジディオの間のエリアです。BARTからは離れているので、空港からの行き来にはBARTを降りてからストリートカーやライドシェア、タクシーへの乗り継ぎが必要になります。観光スポットへ公共の交通機関で行くのは不便になりますが、ロンバート通り沿いに2つ星クラスの安いホテルやモーテルが点在しています。



このエリアは駐車が無料のホテルもありますが、そうはいってもサンフランシスコ。駐車場代は宿泊予約する前に確認して予算に組んでおきましょう。
- エコノミークラスのホテルやモーテルが多数ある
- 駐車場料金が無料なことが多い
- 公共の交通機関を利用しての観光にはやや不便
シーサイドイン $$
161号線(ロンバート通り)沿いにはモーテルが多数。シーサイドイン(Seaside Inn)はお部屋は小さいものの掃除は行き届いているとの評判です。ドミトリースタイルのお部屋は避けたいものの、予算を抑えたい方におすすめ。フィッシャーマンズワーフまでは歩くと30分です。
セイムサン
セイムサン(Samesun San Francisco)は多くの都市にあるホステルですが、浴室つきの2人部屋、4人部屋を予約することができるので、予算を抑えて家族や友達グループで宿泊するのにはもってこいです。しかも朝食付きなのがうれしいです。サンフランシスコ国際空港エリアのホテル
5.サンフランシスコ国際空港
夜に到着または朝早くサンフランシスコ出発の場合は空港のそばに泊まることで不慣れな場所を暗くなってから移動する必要がなくストレスを減らすことができます。サンフランシスコの中心地から離れているので観光の拠点にはできません。
- 空港への行き来が便利
- 無料の空港送迎シャトルがあるホテルが多数ある
- 駐車場料金は空港ホテルは有料
- 観光のベースには遠くて不便
グランドハイアット $$$$
空港ホテルとしては一番便利なのは4つ星ホテルのグランドハイアット(Grand Hyatt at SFO)です。グランドハイアットはターミナルまで24時間運航するトラムでつながっているため、どんな時間でもライドシェアやタクシーを呼ぶ必要なく、簡単にターミナルへ行き来することができます。サービスも行き届いていてお部屋も清潔、窓からは飛行機が見えるお部屋があり楽しめます。レストランだけでなく24時間オープンしている売店があり、それなりにしっかりした食事も買えるのでどんな時間に到着しても安心です。



朝6時発の飛行機だったため4時起きでしたがスムーズにターミナルへ向かうことができました。トラムの駅は照明が異様に暗いので駅名が読みにくいのが少し難点です。
Aロフト $$$
3つ星ホテルのAロフト(Aloft San Francisco Airport)はグランドハイアットより安く空港からも近いです。空港へは無料のシャトルが出ています。少し待たされることもあるようですが、グランドハイアットが予算外ならAロフトの利用をおすすめします。
サンフランシスコ観光のよくある質問
宿泊代の予算について
サンフランシスコは観光にもビジネスにも人気の都市のため宿泊代はおおむねニューヨークやワシントンDCなどと同様に高く設定されています。サンフランシスコ宿泊で気を付けてほしいのは、宿泊代金だけでなく、あとでプラスされる可能性のあるリゾート料金、駐車料金です。必ずこういった料金を確認してから予約しましょう。サンフランシスコの中心地の駐車料金は一泊40~50ドルが目安です。
サンフランシスコは食費も他のアメリカの都市よりもさらに高いので、朝食つきのホテルを選択することで、特に複数人数だと大きく節約することができます。
チップ
ホテルのハウスキーピングに残すチップは安めのホテルで毎日3~5ドル、場合によっては10ドルくらいです。きれいに使っているなら少なめで構わないと思います。大人数で散らかし気味だったら多めにチップを置くとよいでしょう。観光する間、荷物を預けていたなら荷物を引き取るときに1~2ドル渡してあげましょう。大人数だったらスーツケース一つにつき1ドル、または少し多めに渡してあげましょう。バレットパーキングを利用する場合はバレットのスタッフには2~5ドル渡しましょう。
まとめ
サンフランシスコはどんな楽しみ方もできるアメリカでもトップの観光都市です。食と自然、大都市ならではのアトラクションがすべてそろっていて、何度も訪れたい場所ですが、どうしても旅費が高くついてしまいがちなのが悩ましいところ。しっかり調べて納得のいく宿泊席を選んで、ストレスの少ない旅行をしましょう。
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