ロサンゼルスは広いから観光には車が必要って聞くけど、できれば車なしで観光したいんだけど可能?
ロサンゼルスはニューヨークと違い公共の交通機関がイマイチと言われていますが、レンタカー価格が高いし、慣れない大都市で運転したくないという人は多いはず。ロサンゼルスを車なしで観光してみて、コツをつかめば公共の交通機関とライドシェアを少しだけ使う方法でも観光できると感じました。車がないなら何日かに分けてホテルを移動して観光するのがおすすめです。例えばダウンタウンで2泊、ハリウッド付近で2泊、サンタモニカで2泊などのプランを立てることです。マリブなどに遠出したいなら、レンタカーするのがおすすめです。
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ロサンゼルスは車が絶対必要?
ロサンゼルスに行くにあたりロサンゼルス出身の同僚や、何年か住んでいたという人に公共の交通機関で観光可能か聞くと2人からの返事は「公共の交通機関を使ったことがないからわからない」、「LAは広いから車がないと無理。ライドシェアをおすすめする」と返事されてしまいました。ニューヨークや日本の都市の感覚に慣れていた私には驚きでした。
きっと公共の交通機関を使おうという気が全くないからそんなことを言っているのかもと思い、とりあえず公共の交通機関とライドシェアの組み合わせでトライはしてみることにしました。その経験から言うと公共の交通機関でも場所を絞れば観光可能です。ただし効率は悪い。さらにマリブなどのとても魅力あるところも訪ねたければ、車は必要ということです。
レンタカーしない・マイカーを使わないメリット
ロサンゼルスは大渋滞で知られる大都市で、ガソリン代も高くて有名!人気の映画ラ・ラ・ランドの冒頭のシーンでも大渋滞の様子をコミカルに描いています。そんな場所だからこそ、車なしのメリットも大きくあります。
- レンタカー代を節約できる。現在レンタカーは非常に値段が高騰しており、しかも数が足りなくて直前だと予約ができないこともあります。
- 駐車場を探す手間が省ける。安くて安全に駐車する場所を探そうとするとストレスがかかってしまうことがあります。
- 駐車場代を節約できる。ロサンゼルスは駐車料金が高い!ダウンタウンの高級ホテルに滞在していた時にお友達が迎えに来てくれて、ちょっとホテルの駐車場に30分ほど停めたたけで25ドルしました!
- 駐車違反チケットを払わなくてよい。ロサンゼルスの路上駐車のルールはややこしいです。サインを本当に注意深く見て理解しなければなりません。うっかり間違えて路駐禁止の時間帯に駐車してしまうと必ずチケットを切られます。
- ガソリン代がかからない。
- 交通渋滞に巻き込まれても自分が運転していないからストレスが少ない。公共の交通機関なら渋滞で時間がかかっても好きな音楽やポッドキャストを聞いてリラックスすればいいだけ。
- ロードレージに巻き込まれない。アメリカは最近皆さん、気がたってますよねぇ。運転してないからもちろんロードレージには巻き込まれる可能性は少なくなります。
レンタカーしない・マイカーを使わないデメリット
もちろん車がないことでの不都合もあります。
- 公共の交通機関の利用方法を学ばないといけない。慣れない土地の交通機関は料金の支払い方から自分が利用するルートを調べるのにはかなりの手間がかかります。
- 待ち時間が増える。公共の交通機関だから待ち時間が発生します。ライドシェアもドライバーさんが不足している地域・時間帯だと待ち時間がすごく発生することも。
- 予定が交通手段に縛られる。安全性を考えて公共の交通機関を避ける時間帯などが発生します。本数が少ないとそれに合わせて逆算して観光しないといけなくなり、それがストレスになってしまう場合も。
- ちょっと離れた場所の観光をするのに効率が悪くなる。中心地を外れると途端に公共の交通機関のルートが限られてしまい、本数も少なくなります。車なら20分の場所が交通機関を使うと1時間以上かかるというのはよくあることです。
- 諦めないといけない観光スポットが増える。車は自由を与えてくれるもの。公共の交通機関が走っていない場所でライドシェアも何らかの理由で利用が困難な場合は、訪ねたいと思っていた場所を諦めることになります。
- 防犯面で車より劣る可能性も。人気が少なくなる時間帯やルートによっては治安が不安な場面も出てくるかも。ただし、車なら安心というわけではありません。車があるからこそ夜遅くまで外出してしまい、車に戻る際に強盗などの犯罪に巻き込まれる可能性はあります。
公共の交通機関
ロサンゼルスの公共の交通機関は以前と比べて拡張してきています。ルートも増えているし、本数も増えてきているので、あと5年、10年でかなり使いやすくなってくる可能性はあります。知っておいてほしいのはロサンゼルス市とロサンゼルス郡があること。ロサンゼルス郡はロサンゼルス市だけでなくロングビーチ市、サンタモニカ市、マリブ市だけでなく内陸にも伸びる広大な地域で、その人口はなんとニュージャージー州の人口より多いというのですから驚きです。ロサンゼルス郡の面積は関東平野と同じくらいというのですから、これを公共の交通機関で周ろうというのがいかに難しいのかわかっていただけると思います。
ロサンゼルス市ってどこ?
ロサンゼルス市とはどこを指すのかというとダウンタウンやハリウッド、グローブやUCLAのあるウェストウッドなどの地区があります。ビバリーヒルズ、ウェストハリウッド、ユニバーサスシティなどはロサンゼルス市に囲まれた別の市です。ロサンゼルス市に隣接している市にはサンタモニカ、ロングビーチ、マリブなどがあります。
ロサンゼルス市の公共の交通機関
ロサンゼルスの公共の交通機関はメトロという機関がバスとライトレール(電車)を運営しています。さらにダウンタウン内と近隣の地域での移動だけならDASHというバスをLA DOT(ロサンゼルス交通局)が運営していてとても便利です。サンタモニカの辺りにいるならビッグブルーバス(Big Blue Bus)が走っています。ロサンゼルスのダウンタウンとサンタモニカはEラインで50分以下で行き来することができます。
ロサンゼルスのメトロの電車のマップはこちらへ。サンタモニカの公共交通機関マップはこちら。
運賃の支払い方
メトロの運賃は1.75ドルとかなりお得で、TAPカードと呼ばれるICカードやアプリを乗車のためにスキャナーにかざしてから2時間以内の乗り継ぎは無料。コロナで減少した乗客を呼び戻そうとしているのか、2022年の末までは1日パスがなんと3.5ドル!通常は7ドルだそうです。Jライン(シルバー)と一部のエクスプレスバスでは、プラス75セントです。
支払いをするためにはまずはTAPカードを2ドルで購入するかアプリをダウンロードする必要があります。アプリはiPhoneの場合は8以降が互換性があるとメトロのホームページにあります。タップカードを利用する場合は購入後にチャージをします。バスの場合は現金でも乗車可能(お釣りはなし)ですが、現金乗車の場合は乗り継ぎ券はありません。電車はTAPカードかアプリでの支払いのみです。TAPカードを購入した場合でも、それをアプリに移行してチャージすることも可能です。私はTAPカードを駅で購入して利用しました。
DASHは運賃がなんと50セント!シニアや障害を持つ方は25セントです。現金かTAPカード、アプリでの支払いになります。
サンタモニカのビッグブルーバスもTAPカード、TAPアプリ、またはToken Transitというアプリにて支払い可能。運賃は1.1ドルで2時間以内の乗換は無料です。
メトロの印象
メトロを利用してみて思ったのはそんなに悪くないということです。私はメトロの駅の近く、リトルトーキョーの都ホテルに宿泊したので頻繁に利用しました。さらに滞在期間中の毎朝・夕方にDASHを利用してダウンタウン内を移動しましたが、非常に便利でした。早めの夕食をKタウンで食べてからの帰宅にもメトロの電車を利用しましたが、特に問題はありませんでした。確かにニューヨークや日本の大都市のような快適さとスピードはなかったのですが、十分な満足感でした。他の大都市と同じでホームレスらしき方々も乗車されています。日中やラッシュアワーの利用ならば治安も不安を感じませんでした。夜遅くなってからの乗車は、現在はどこの都市でもお勧めしません。ただし人によって安全に感じる度合いが異なるので、もし不安になるようなら無理は絶対にしないでください。
コロナ以前はダウンタウンからエキスポラインでサンタモニカまで行く電車には多くの観光客や通勤客が乗っていましたが、コロナ以降は様相はガラリと変わってしまい、地元の人達はエキスポラインを避けるようになった方々が多いそうです。なので現在はダウンタウンからサンタモニカの移動には公共の交通機関はおすすめしません。ライドシェアを利用しましょう。
公共の交通機関をめいっぱい利用したいのならやはり宿泊は公共の交通機関が集まるダウンタウンかその付近が便利です。ロサンゼルスのメトロは現在も拡張しており、今後さらに使いやすくなっていくと思います。
空港からダウンタウンへの公共の交通機関
ロサンゼルス国際空港(LAX)からダウンタウンまではエアポートシャトルが安くておすすめです。ライドシェアは最近値段が上昇したと聞いたので、LAXからダウンタウンまでの見積もりを日曜日の午後の時間で見たところなんと85ドル!ここにチップも足すと100ドルになってしまいます。ライドシェアはドライバーが不足している時間帯にはお値段が変動するので、予測を立てにくいのも問題です。メトロだと空港とダウンタウン間は何度も乗り継がなければならず、一時間半ほどかかるのでエアポートシャトルが断然お得で効率も良いです。空港からダウンタウンにあるユニオン駅までFlyAwayというシャトルで行くことができます。片道9.75ドルとお値打ちで当日にTAPカードやコンタクトレスのマークのあるクレジットカードやホームページからのウェブ支払いも可能。現金は不可。予約は不要です。FlyAwayのシャトルは空港発は朝5時台から夜は午前1:10出発まで運営しています。ユニオン駅についてからライドシェアを利用してホテルに向かうとよいでしょう。以前はFlyawayのシャトルはハリウッドへも出ていたのですが、運行は終了となってしまっています。
私たちはFlyAwayのシャトルに乗ろうと考えていたのですが、待っているうちに別の会社の(名前は忘れました)シャトルが来て値段も同じくらいでユニオン駅まで行くとのことだったので、それに乗り問題なくユニオン駅に着くことができました。空港からの所要時間は交通状況にもよりますが1時間ほど。ユニオン駅から数ブロック先のホテルまでライドシェアでとても安く移動できました。
ダウンタウンから公共の交通機関でも周れる観光スポット
ロサンゼルスが初めてなら絶対外せない必見スポットの多くはダウンタウンかその付近に集中しています。車がないなら宿泊はダウンタウンかハリウッドがおすすめです。ロサンゼルスのダウンタウンは人口の割にとても小さいものとなっています。高速道路に囲まれた五角形のような形になっている場所がダウンタウンです。公共の交通機関を利用しての観光はダウンタウンが一番簡単です。
ザ・ブロード(The Broad)
ザ・ブロードは大富豪のブロード夫妻のコレクションが展示されている近代美術館でなんと入場料は無料!無料でアートを楽しめるとても貴重な場所で、若年層から多様な人種・文化を持つ人々を魅了する美術館です。
グランドセントラル・マーケット(Grand Central Market)
グランドセントラル・マーケットは人気のレストランが集結するフードコートです。1917年にオープンし現在は40店舗が入居しています。多くの移民によって支えられているロサンゼルスを象徴するかのような多彩な食文化に触れることができる場所です。アジア系やメキシコ系など充実しています!Moon Rabbitでは日本風のカツサンドが食べられます!
ブラッドバリー・ビル(Bradbury Building)
多くの映画のロケ地となっった吹き抜け、手すりや柵の装飾、大理石などの内装が魅力のオフィスビルがブラッドバリー・ビルです。クラシックな映画なら1982年のブレードランナーの恐ろし気な建物のシーン、もう少し最近なら2009年の(500)日のサマーの最後の面接を待つシーンなど他にも数々の映画のロケシーンとなりました。グランドセントラル・マーケットの目の前にあるので合わせて観光しましょう。
ラストブックストア(Last Bookstore)
本屋さんってなぜだか幸せな気持ちになる場所。ラストブックストアでは楽しい本のトンネルもあります。2005年にダウンタウンにて開店し、皮肉な気持ちを込めて「ラストブックストア」と名付けたそうです。新しい本だけでなく古書も扱っています。雰囲気が楽しくここで結婚式を挙げる人もいるそうです!
エンジェルズ・フライト・レールウェイ(Angels Flight Railway)
数々の映画のロケシーンとなったエンジェルズ・フライト。最近ではラ・ラ・ランドにも登場しました。元々は1901年に開業し、世界で一番短い鉄道として知られていました。すごい坂道を上り下りします。片道1ドルでTAPカードで支払い可能です。
リトルトーキョーとジャパニーズ・アメリカン国立博物館(Little Tokyo, Japanese American National Museum)
1890年からの歴史あるリトルトーキョーはアメリカで数少ない現存する日本街の一つです(他の2つはサンフランシスコとサンホセ)。おいしい日本食を食べることができ、うれしいことに日本のホテルチェーンである都ホテルもあります。有料ですが和食の朝食が食べられるってうれしいですよね!私がここに宿泊したのは日本食とジャパニーズ・アメリカン国立博物館がお目当てでした。清潔だしロサンゼルスにしてはお部屋も広いし静かで、とてもコスパが良いホテルだと感じました!大黒屋という有名なラーメン屋さんはいつも行列ができています。しかしながらアメリカのラーメンはスープがぬるかったです。日本人らしき人がぬるい!とクレームをつけていました。アメリカではやけどで訴訟を起こされたりするからぬるめにしているんでしょうか。お寿司なら鮨元か鮨小政がおすすめです。雰囲気は鮨元の方がありますが、小政は少しお値段が安くてとても美味しかったです!予算が限られているけど日本食を食べたい方は、日本食のスーパーであるリトルトーキョー・マーケットプレースでお弁当やおにぎりを買うことができます。リトルトーキョーに来たならぜひジャパニーズ・アメリカン国立博物館でジャパニーズ・アメリカンの歴史を学んでみましょう。
アートディストリクト(Art District)
アートディストリクトには素敵なミューラルがたくさんでアートとの写真撮影スポットです!私はUrth Cafeで朝食をとりました。ラテアートもとても可愛いです。ブレッドプディングをいただきましたが、美味しすぎて絶対にリピートしたいです。アートディストリクトだけでなくビバリーヒルズやサンタモニカ、なんとロサンゼルス国際空港内にもあるそうなので、行きそびれても空港でどうぞ!
ハリウッドの公共の交通機関で周れる観光スポット
ハリウッドウォーク・オブ・フレーム(Hollywood Walk of Fame)
ハリウッドウォーク・オブ・フレームにはダウンタウンからだとメトロのBライン(赤)で20分ほどです。自分のお気に入りのセレブの星を探してみませんか?実は人間だけでなくキャラクターも!私はミネソタ出身のスヌーピーの星を見つけました。この辺りはニューヨークで言うならタイムズスクエアといった感じで、とても喧騒としています。ローカルやリピーターの人に聞くとここはベタな観光の場所だから近寄らないと言っています。ロサンゼルスが初めてならさっと観光しましょう。
TCLチャイニーズ・シアター(TCL Chinese Theater)
TCLチャイニーズ・シアターは1927年にオープンした歴史ある映画館です。ここでは数々の映画がプレミアム上映されそれを見に来る有名人を一目見ようと人だかりができるそうです。この映画館の前には有名人たちの手足形があり、マリリン・モンローやなんとハリーポッターのハリー、ハーマイオニー、ロンの手足型と杖の型も見つけることができます。TCLチャイニーズ・シアターの後ろにはアカデミー賞の授賞式が行われるドルビーシアターがあります。
インアンドアウト・バーガー(In-N-Out Burger)
お腹がすいてきたならロサンゼルス出身のインアンドアウト・バーガーで食べましょう。ハリウッド店はTCLチャイニーズ・シアターの近くにあります。アメリカで最も人気のあるファーストフード・チェーンで、西海岸と南西部の州にしかありません。多くのセレブシェフからも愛されるバーガーで、地元のファンにはメニューに載っていない「シークレット・メニュー」のアニマルスタイルを注文するのが人気だそう。アニマルスタイルバーガーはマスタード・グリルド・ハンバーグにサウザンドアイランドソース、トマト、レタス、チーズ、オニオンが挟まったバーガーです。現在は「あんまりシークレットじゃないメニュー」としてホームページに掲載されています。
パラマウント・ピクチャーズ・スタジオツアー(Paramount Pictures Studio Tour)
パラマウント・ピクチャーズ・スタジオツアーでは2時間のツアーが毎日開催されています。この記事を書いた現在のお値段は63ドルです。ニューヨークの街並みのセットや映画のシーンで使われたものを見ることができます。必ずパラマウント・ピクチャーズ・スタジオツアーのアプリをダウンロードしておきましょう。アプリでタグをスキャンするとそのシーンを見ることができます。フレンズのコーヒーショップのシーンなどを訪れることができるワーナーブロスのツアーよりも便利な場所に位置しているので、便利さを重視するならパラマウント・ピクチャーズに行くとよいでしょう。
ハリウッド付近の公共の交通機関で行ける観光スポット
グリフィス天文台(Griffith Observatory &Park)とハリウッドサイン
ラ・ラ・ランドでも出てきたグリフィス天文台です。グリフィス天文台へはDASHで行くことができます。天文台への入場料は無料(駐車場、プラネタリムは有料)。天文台は午前10時オープンですが、その前に行ってハイキングするのも楽しいです。午前10時前にはDASHのバスが天文台へは行かないので、その場合はライドシェアなどを利用することになります。車以外での行き方については、グリフィス天文台のホームページに詳しく説明があります。グリフィス天文台からはなんとハリウッドのサインを見ることができます。
カリフォルニア州のシエラネバダに魅了された自然保護の父、ジョン・ミューアさんが設立した自然保護団体シエラクラブのカレンダーは定番で、利益は自然保護運動に利用されます。私は毎年購入しています。写真・印刷のクオリティも非常に高くておすすめです。興味のある方はこちらのリンクからクリックして購入お願いします。
ユニバーサルスタジオ(Universal Studio)
うれしいことにユニバーサルスタジオ・ハリウッドは公共の交通機関で行くことができます。Bライン(レッド)のユニバーサルスタジオシティ駅下車やバスでも行くことができます。ハリーポッターと魔法の世界はハリーポッターファンは必見!さらにハリウッドならではのアトラクションはジョーズやジュラシックパークの恐竜たちにも会えるスタジオツアー(60分)です。
ハリウッドボール(Hollywood Bowl)
ハリウッドボールとは美しい山々とハリウッドのサインを遠くに見ることができる屋外ライブ会場です。ここでコンサートを見る機会があるならぜひ行ってみましょう!コンサートに興味がない、予算が足りない場合は日中は公園として無料で入場することができます。ただしリハーサルが行われていると入場できないことがあるそうです。公園としての情報はロサンゼルス郡のパークアンドレクリエーションのホームページにあります。DASHでそれなりに近くまで行くことができますが、そこからは1キロほど徒歩になります。スクーターや自転車のレンタル、ライドシェアを利用するとよいでしょう。
ワーナーブロス・スタジオツアー(Warner Bros. Studio Tour)
ワーナーブロス・スタジオツアーは少し時間はかかりますが公共の交通機関で行けない場所ではありません。もしユニバーサルスタジオのそばに宿泊しているならとても近いです。人気のドラマ、フレンズのセントラルパーク・コーヒーショップで写真を撮れるのはここです。他にもビッグバン・セオリーのセットも見ることができます。
ロサンゼルス・カウンティ美術館とアーバンライト(Los Angeles County Museum of Art、Urban Light)
ラブレアタールピット博物館のすぐそばにはロサンゼルス郡立美術館(略してLACMA)があります。西海岸で最大の美術館として有名です。このミュージアムの目の前に映画のシーンでも使われた公共のアートであるアーバン・ライトがあります。やはり夜のライトアップされているときに訪ねるのが一番絵になります。
ラブレアタールピット博物館(La Brea Tar Pits and Museum)
自然史博物館であるラブレアタールピット博物館はお子様も楽しめること間違いなしの博物館です。なんとこの場所からは天然のアスファルトが湧き出ています。アスファルトがボコボコと湧き出る様子をこんな大都会で見れるとは驚きです。アスファルトの池にはまって動けなくなった動物達の化石もいくつも見つかっています!ラブレアタールピット博物館も公共の交通機関で行くことができます。
ビバリーヒルズ(Beverly Hills)
ビバリーヒルズ青春白書やプリティウーマンのシーンでも登場のビバリーヒルズにも公共の交通機関で行くことができます。見どころはビバリーヒルズのサインやショッピング街であるロデオドライブ。ロデオドライブでは駐車している高級車を眺めたり、ウィンドウショッピングするだけでも資本主義社会で富を築いた人達の暮らしの雰囲気を感じることができます。
まとめ
サンタモニカやベニスビーチを含まないロサンゼルス市だけでも膨大な数の観光名所が存在しています。その多くは公共の交通機関で行くことができるので、ロサンゼルスが初めてならまずは車なしで観光してみるとよいでしょう。慣れない観光客にとっては、むしろ市内を周るなら駐車場の心配をしなくてよい分、公共の交通機関やライドシェアの方がストレスにならないと思います。夜の時間帯やバスがすぐに来ないときだけライドシェアを利用することで、節約にもなります。2回目に訪ねるときはサンタモニカやラグナビーチなど行動範囲を広げる観光をおすすめします。
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